沿革

1950年(昭和25年)

  • 7月15日 気象通信所が埼玉県北足立郡大和田町から東京都北多摩郡清瀬村(現気象衛星センター所在地:東京都清瀬市)に移転。

1968年(昭和43年)

  • 8月20日 米国極軌道気象衛星ESSA-6の地球画像データの受信業務開始。

1974年(昭和49年)

  • 3月1日 米国極軌道気象衛星NOAAの地球画像データの受信業務開始。

1977年(昭和52年)

  • 4月1日 気象庁の附属機関として気象衛星センターを設置(気象通信所廃止)。
  • 7月14日 日本初の静止気象衛星GMSが米国航空宇宙局のデルタ型ロケットにより打ち上げ。
  • 7月18日 GMSを「ひまわり」と命名。
  • 9月8日 「ひまわり」による日本初の地球画像取得。
  • 11月4日 宇宙開発事業団から気象庁に「ひまわり」の運用を正式に移管。

1978年(昭和53年)

  • 4月6日 1日14回VISSR定時観測を行う「ひまわり」の本運用開始。

1981年(昭和56年)

  • 4月1日 米国極軌道気象衛星TIROS-Nの大気鉛直データ出力開始。
  • 8月11日 「ひまわり2号」が宇宙開発事業団のN-IIロケットにより打ち上げ。
  • 12月21日 「ひまわり2号」の本運用開始。

1983年(昭和58年)

  • 7月1日 国際衛星雲気候計画(ISCCP)用データの提供開始。

1984年(昭和59年)

  • 6月1日 台風解析報(SAREP)業務の開始。
  • 8月3日 「ひまわり3号」が宇宙開発事業団のN-IIロケットにより打ち上げ。
  • 9月27日 「ひまわり3号」の本運用開始。

1987年(昭和62年)

  • 3月1日 電子計算機システムの更新。これに伴い毎時に北半球、3時間ごとに全球VISSR定常観測の運用開始、雲画像情報図業務等を開始。

1988年(昭和63年)

  • 1月1日 全球降水気候計画(GPCP)用データの提供開始。
  • 4月1日 ストレッチドVISSRの運用開始。

1989年(昭和64年,平成元年)

  • 1月5日 1日28回(毎時及び4回の風観測)VISSR定常全球観測の運用開始。
  • 9月6日 「ひまわり4号」が宇宙開発事業団のH-Iロケットにより打ち上げ。
  • 12月14日 「ひまわり4号」の本運用開始。

1994年(平成6年)

  • 3月1日 広域雲画像情報図を3時間ごとの配信から毎正時の配信に変更。
  • 4月1日 緊急情報衛星同報システムの運用開始。

1995年(平成7年)

  • 3月18日 「ひまわり5号」が宇宙開発事業団のH-IIロケットにより打ち上げ。
  • 6月14日 電子計算機システムの更新。これに伴い、雲画像情報図を雲解析情報図に発展的に継承。
  • 6月15日 米国極軌道気象衛星NOAAの2衛星の地球画像データの受信業務開始。
  • 6月21日 「ひまわり5号」の本運用開始。

1996年(平成8年)

  • 4月1日 衛星震度データ変換装置の運用開始。

1999年(平成11年)

  • 11月15日 運輸多目的衛星(MTSAT)が宇宙開発事業団のH-IIロケットにより打ち上げるが、失敗に終わる。

2003年(平成15年)

  • 5月22日 米国の静止気象衛星「ゴーズ9号」により「ひまわり5号」のバックアップ運用を開始。

2005年(平成17年)

  • 2月26日 運輸多目的衛星新1号(MTSAT-1R)が宇宙航空研究開発機構のH-IIAロケットにより打ち上げ。
  • 3月1日 電子計算機システムの更新。
  • 3月8日 運輸多目的衛星(MTSAT)の愛称が引き続き「ひまわり」となる。
  • 6月28日 「ひまわり6号」の本運用開始。

2006年(平成18年)

  • 2月18日 「ひまわり7号」が宇宙航空研究開発機構のH -IIAロケットにより打ち上げ。
  • 9月4日 「ひまわり7号」の待機運用開始。

2010年(平成22年)

  • 7月1日 「ひまわり7号」の本運用開始。 「ひまわり6号」の待機運用開始。

2012年(平成24年)

  • 6月5日 電子計算機システムの更新。

2014年(平成26年)

  • 10月7日 「ひまわり8号」が宇宙航空研究開発機構の H -IIAロケットにより打ち上げ。

2015年(平成27年)

  • 7月7日 「ひまわり8号」の本運用開始。 「ひまわり7号」の待機運用開始。

2016年(平成28年)

  • 11月2日 「ひまわり9号」がH -IIAロケットにより打ち上げ。

2017年(平成29年)

  • 3月10日 「ひまわり9号」の待機運用開始。

2018年(平成30年)

  • 4月1日 気象衛星センター情報伝送部及び気象衛星通信所廃止。

2022年(令和4年)

  • 12月13日 「ひまわり9号」の本運用開始。
  • 12月14日 「ひまわり8号」の待機運用開始。

気象通信所の写真

1951年の写真
気象通信所遠景(1951年頃)
1955年の写真
外国気象データ受信 (1955年頃)気象通信所では内外の気象通信の受信を行っていた。
1959年の写真
気象通信所全景 (1959年頃)
1965年の写真
気象通信所全景 (1965年頃)清瀬駅方面を望む。
1970年の写真
気象通信所 (1970年)極軌道衛星ESSA受信業務
1974年の写真
気象通信所 (1974年)アンテナ群
1974年の写真2
気象通信所入り口(1974年)奥に見えるのは極軌道衛星受信塔

気象衛星センターの写真

1977年の写真
気象衛星センターの航空写真(1977年)
1977年の写真2
気象衛星センター(1977年頃)
1978年の写真
ひまわり(初号機)の画像表示コンソール(1978年頃)
1987年の写真
気象衛星センターの航空写真(1987年)
2005年の写真
気象衛星センター(西側から東に向かって撮影)(2005年)

関連