衛星データの処理及び配信

気象衛星センターの計算機システムは、スーパーコンピュータシステムの一角を担う衛星データ処理システムとして「ひまわり」、 極軌道気象衛星「NOAA」、「Suomi NPP」および「Metop」による衛星観測データのほかに、数値予報データや気象観測データをそれぞれ収集し、処理を行っています。 ここで処理した衛星画像データや衛星プロダクトは、ランドラインや商用通信衛星を介して利用者に配信するほか、 国内外の関係機関に送り、防災、気象監視及び気象予報などに役立てています。

このほかに、高頻度衛星雲観測プロダクトや広域雲解析情報図を作成し、航空気象官署に配信するほか、船舶、離島などでの気象、潮位などの観測データや日本各地の震度計データを 「ひまわり」を介して収集した通報局データを編集し、気象庁を通して国内外に配信しています。

気象衛星センター運用室
気象衛星センター運用室