通信衛星による配信(HimawariCast):配信するデータ

HimawariCastで配信するデータを、表に示します。 衛星画像は、フルディスク(全球)領域のものをHRIT/LRITファイルで配信します。 HRITファイルは、全観測バンドの16バンドのうち14バンドを配信します。 また、高解像度で高ビットレートの赤外画像1バンドを夜間のみ配信します。 さらに、主に開発途上国の気象機関向けに、SATAID形式の数値予報GPVや観測データを配信します。これらのデータは、SATAIDソフトウェアで衛星画像に重ね合わせて表示することが可能です。

詳細は、リンク先をご覧ください。

HimawariCastで配信するデータ

データ種別 形式 備考
衛星画像
(フルディスク)
HRITファイル

10セグメントに分割
bzip2圧縮*
衛星画像
(フルディスク)
LRITファイル

10セグメントに分割
bzip2圧縮*
  • 配信間隔: 10分
  • バンド数: 4(VIS, IR1, IR3, IR4)
  • 空間解像度: 5 km
  • サンプルデータ
数値予報GPV SATAID形式

bzip2圧縮*
  • 気象庁全球モデル(GSM)の予報値(48時間先まで)
  • 配信間隔: 6時間
  • 空間解像度: 1.25度
地上等観測データ
SYNOP, TEMP, SHIP
SATAID形式

tarで固めてbzip2圧縮*
  • アジア・太平洋地域の観測データ
  • 配信間隔: 30分
衛星海上風

(ASCAT)
SATAID形式

tarで固めてbzip2圧縮*
  • 欧州気象衛星開発機構(EUMETSAT)の極軌道衛星Metopの観測データ
  • 配信間隔: 30分
* bzip2圧縮の際は、Parallel bzip2 (pbzip2)コマンドを使用します。