Day convective storm RGB

Day convective storm RGBは、ひまわり8号/9号の観測バンドB08(6.2μm)とB10(7.3μm)の差分、B07(3.9μm)とB13(10.4μm)の差分、 B05(1.6μm)とB3(0.64μm)の差分画像をそれぞれ、赤色、緑色、青色に割り当て、RGB合成した画像です。 このRGB合成画像には、6種類の観測画像の情報が1枚の画像に凝縮されており、突風や竜巻等のシビア現象を伴う対流雲の判別に用いられます。 特に、対流活動が活発な領域では、雲頂に存在する氷晶粒子が、強い上昇流のため充分に成長できず、小さい氷晶の粒子となります。 このRGB画像は、この情報を抽出して、対流活動が活発でシビア現象を伴う積乱雲の領域は黄色表示となります。

画像例

画像の特徴

  • 突風や竜巻など、シビア現象を伴う積乱雲は黄色表示となります 。
  • 赤外画像と可視画像を切り替えて比較する従来の手法よりも容易に対流雲(積乱雲)を判別できます。
  • 近赤外画像 B05(1.6 μm)と可視画像 B03(0.64 μm)の差分画像を用いて作成しているため、日中のみの利用となります。

レシピ(画像作成の設定)

利用するバンドの種類 バンド8 - バンド10 バンド7 - バンド13 バンド5 - バンド3
階調の設定 -35~5K -5~60K -75~25%
ガンマ値 1.0 1.0 1.0