南極の気象(2010年9月)


1.概 況

 上旬は発達した低気圧の接近や前線の影響により雪や曇りとなり、4~5日(A級)と8~10日(B級)はブリザードとなった。 5日の最高気温-1.1℃は9月として高い値第1位を更新した。 中・下旬は旬前半が低気圧の影響で雪や曇りとなったが、旬後半は高気圧圏内となり晴れて、カタバ風にて夕方から午前中に風がやや強くなる日が多かった。

  ブリザード、カタバ風‥‥用語解説


2.旬別の天候経過

上旬:
発達した低気圧の接近や低気圧からのびる前線の影響で、雪や曇りの日が多かった。 発達した低気圧の接近した4~5日と8~10日はブリザードとなり、5日は北から温かい気団が入ったため、最高気温-1.1℃は9月として高い値第1位を更新した。
中旬:
11~13日は、低気圧の影響により雪や曇りの日が多かった。 15日以降は高気圧圏内となり晴れた日が多く、カタバ風により夕方から午前中に風がややく強くなった。
下旬:
22~24日は、昭和基地付近の弱い低気圧の影響で雪や曇りとなったが、25日以降高気圧圏内となり晴れた日が多く、カタバ風にて夕方から午前中に風がやや強くなった。


3.気温、風向風速等の気候統計値

気温、風向風速等の気候統計値
平均気温-17.9℃平均湿度71%
最高気温-1.1℃(5日)平均雲量6.3
最低気温-33.0℃(13日)日照時間154.5h(46%)
平均風速5.9m/s全天日射量6.5MJ/㎡
最多風向NE雪日数19日
最大風速33.0m/s(NE 5日)霧日数0日
最大瞬間風速46.4m/s(NE 5日)平均気圧(海面)981.7hPa


4.日平均気温と日平均風速の推移および月平均気温の累年値

日平均気温と日平均風速の推移

日平均気温と日平均風速の推移

月平均気温の累年値

月平均気温の累年値



5.大気の流れ



南半球月平均500hPa高度および平年偏差

南半球月平均500hPa高度および平年偏差
等値線は500hPa高度を表し、間隔は60m。陰影域は平年偏差を表す。平年値は1979-2004年の期間の平均値。



6.南極昭和基地上空のオゾン層と紫外線の状況について



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