南極の気象(2017年7月)
1.概 況
7月は北の海上を低気圧が周期的に通過したため、ふぶきの日が周期的にあった。
この為、月を通して気温が高く、風の強い日が多かった。
また、周期的に高気圧に覆われたため、快晴となった日が多く、月間の日照時間が7月として過去8番目に多かった。
なお、7月はブリザードが合計4回あり、その内の1回はA級となった。
ブリザード、カタバ風‥‥用語解説
2.気温、風向風速等の気候統計値
平均気温 | -15.5℃ | 平均湿度 | 71% |
---|---|---|---|
最高気温 | -4.5℃(25日) | 平均雲量 | 6.1 |
最低気温 | -32.2℃(1日) | 日照時間 | 10.7 ]h |
平均風速 | 9.3 )m/s | 全天日射量 | 0.1 )MJ/㎡ |
最多風向 | NE ) | 雪日数 | 18日 |
最大風速 | 31.7m/s(NE 4日) | 霧日数 | 0日 |
最大瞬間風速 | 38.3m/s(ENE 25日) | 平均気圧(海面) | 982.0hPa |
3.日平均気温と日平均風速の推移および月平均気温の累年値
日平均気温と日平均風速の推移
データは
こちら
をご参照下さい。
月平均気温の累年値
データは
こちら
をご参照下さい。
4.大気の流れ
南半球月平均500hPa高度および平年偏差
等値線は500hPa高度を表し、間隔は60m。陰影域は平年偏差を表す。平年値は1981-2010年の期間の平均値。
5.南極昭和基地上空のオゾン層と紫外線の状況について
南極昭和基地上空のオゾン層と紫外線の状況についてはオゾン層・紫外線のページを参照してください。
毎月20日頃、最新版に更新されます。またオゾン層に関する報道発表を随時行っています。