2025年12月の天候
2026年1月5日 掲載
2026年1月15日 その他の事項(台風)を追記
2025年12月の特徴
* 気温は、全国的に高かった
気温は、冬型の気圧配置が長続きせず、低気圧に向かって南から暖かい空気が流れ込みやすかったため、全国的に高かった。
* 降水量は、北日本日本海側と北日本太平洋側で多かった一方、西日本日本海側と西日本太平洋側では少なかった
降水量は、低気圧の影響を受けやすかった北日本日本海側と北日本太平洋側で多かった。一方、高気圧に覆われやすかった西日本日本海側と西日本太平洋側では少なかった。
* 日照時間は、西日本太平洋側でかなり多かった
日照時間は、高気圧に覆われやすかった西日本太平洋側でかなり多かった。
* 降雪量は、北・東・西日本日本海側で少なかった
降雪量は、冬型の気圧配置が長続きせず、寒気の影響が一時的であったため、北・東・西日本日本海側で少なかった。
概況
冬型の気圧配置が長続きせず、全国的に天気は周期的に変わった。低気圧が北日本付近を通過することが多く、また低気圧通過後の大陸からの寒気の影響は一時的で、東日本以西を中心に高気圧に覆われる日も多かった。低気圧に向かって暖かい空気が流れ込みやすかったことや、寒気の南下が一時的であったことから、月平均気温は全国的に高かった。また、月降水量は、低気圧の影響を受けやすかった北日本日本海側と北日本太平洋側で多かった。一方、高気圧に覆われやすかった西日本日本海側と西日本太平洋側では少なかった。月間日照時間は、冬型の気圧配置が長続きせず、高気圧に覆われやすかった西日本太平洋側でかなり多く、東・西日本日本海側と東日本太平洋側で多かった。一方、低気圧の影響を受けやすかった北日本日本海側と北日本太平洋側で少なかった。月降雪量は、冬型の気圧配置が長続きせず、寒気の影響が一時的であったため、北・東・西日本日本海側で少なかった。
降水量は、北日本日本海側、北日本太平洋側では多かった。西日本日本海側、西日本太平洋側では少なかった。東日本日本海側、東日本太平洋側、沖縄・奄美では平年並だった。
日照時間は、西日本太平洋側ではかなり多かった。東日本日本海側、東日本太平洋側、西日本日本海側では多かった。北日本日本海側、北日本太平洋側では少なかった。沖縄・奄美では平年並だった。
降雪量は、北日本日本海側、東日本日本海側、東日本太平洋側、西日本日本海側、西日本太平洋側では少なかった。北日本太平洋側では平年並だった。
気温、降水量、日照時間等の気候統計値
| 平均気温平年差、降水量平年比、日照時間平年比の分布 | 地域平均平年差、地域平均平年比の1位の値の更新状況 |
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* 平均気温の高い記録を更新した地域なし * 平均気温の低い記録を更新した地域なし * 降水量の多い記録を更新した地域なし * 降水量の少ない記録を更新した地域なし * 日照時間の多い記録を更新した地域なし * 日照時間の少ない記録を更新した地域なし * 降雪量の多い記録を更新した地域なし * 降雪量の少ない記録を更新した地域(九州以南と東・西日本の太平洋側の地域を除く)なし |
| 旬降水量の地域平均平年比、旬間日照時間の地域平均平年比の経過 | 平均気温の地域平均平年差の経過(5日移動平均) |
![]() この図は翌月はじめに作成したものです。数日後により新しいデータを反映して図を作成していますので、引用等する場合は可能な限りこちらに掲載の図をご利用ください。(※1) |
この図は翌月はじめに作成したものです。数日後により新しいデータを反映して図を作成していますので、引用等する場合は可能な限りこちらに掲載の図をご利用ください。(※1)
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旬別の天候経過
上旬
低気圧が北海道付近を通過することが多く、北日本では低気圧や低気圧通過後の冬型の気圧配置による一時的な寒気の影響で曇りや雪または雨の日が多かった。また、低気圧に向かって南から暖かい空気が流れ込みやすかったため、北日本の気温は高かった。北日本日本海側では、低気圧の影響で大雨となった所があったため旬降水量が多かった一方、高気圧に覆われて晴れた日もあったため、旬間日照時間は多かった。東・西日本と沖縄・奄美では旬の前半を中心に冬型の気圧配置となって寒気が流れ込んだ日もあったが、高気圧に覆われた日も多く、太平洋側中心に晴れた日が多かった。このため、旬降水量は東・西日本太平洋側と西日本日本海側でかなり少なかった。また、旬間日照時間は東・西日本太平洋側でかなり多く、西日本日本海側と沖縄・奄美で多かった。
旬降水量は、北日本日本海側では多かった。東日本太平洋側、西日本日本海側、西日本太平洋側ではかなり少なかった。北日本太平洋側、東日本日本海側、沖縄・奄美では平年並だった。
旬間日照時間は、東日本太平洋側、西日本太平洋側ではかなり多かった。北日本日本海側、西日本日本海側、沖縄・奄美では多かった。北日本太平洋側、東日本日本海側では平年並だった。
中旬
冬型の気圧配置が長続きせず、全国的に天気は周期的に変わった。高気圧に覆われて晴れた日もあったが、日本付近を低気圧が通過した日もあった。14日から15日には北海道付近で低気圧が発達し、北海道オホーツク海側中心に大雪となった所があった。気温は、冬型の気圧配置が長続きせず、低気圧に向かって南から暖かい空気が流れ込みやすかったため、全国的に高かった。旬降水量は、低気圧の影響を受けやすかった北日本太平洋側でかなり多く、低気圧の影響を受ける時期のあった東日本太平洋側と西日本日本海側で多かった。旬間日照時間は、冬型の気圧配置が長続きせず、高気圧に覆われやすかった東日本日本海側でかなり多く、西日本日本海側と西日本太平洋側で多かった。一方、低気圧の影響を受けやすかった北日本太平洋側では少なかった。
旬降水量は、北日本太平洋側ではかなり多かった。東日本太平洋側、西日本日本海側では多かった。北日本日本海側、東日本日本海側、西日本太平洋側、沖縄・奄美では平年並だった。
旬間日照時間は、東日本日本海側ではかなり多かった。西日本日本海側、西日本太平洋側では多かった。北日本太平洋側では少なかった。北日本日本海側、東日本太平洋側、沖縄・奄美では平年並だった。
下旬
冬型の気圧配置が長続きせず、北・東・西日本では天気は周期的に変わった。高気圧に覆われて晴れた日もあったが、日本付近を低気圧が通過し、全国的に天気が崩れた日もあった。26日頃は冬型の気圧配置が一時的に強まり、北日本や東日本日本海側中心に暴風雪や大雪となった所があったほか、31日も北日本日本海側で大雪となった所があった。沖縄・奄美では、気圧の谷や湿った空気の影響を受けやすく、曇りや雨の日が多かった。気温は、冬型の気圧配置が長続きせず、低気圧に向かって南から暖かい空気が流れ込みやすかったため、北・東日本でかなり高く、西日本と沖縄・奄美で高かった。旬降水量は、低気圧の影響を受けやすかった東日本日本海側でかなり多く、北・東日本太平洋側、北・西日本日本海側で多かった。湿った空気の影響を受けやすかった沖縄・奄美でも多かった。旬間日照時間は、北日本日本海側と沖縄・奄美でかなり少なく、北・東日本太平洋側で少なかった。一方、寒気の影響が一時的であった東日本日本海側では多かった。
旬降水量は、東日本日本海側ではかなり多かった。北日本日本海側、北日本太平洋側、東日本太平洋側、西日本日本海側、沖縄・奄美では多かった。西日本太平洋側では平年並だった。
旬間日照時間は、東日本日本海側では多かった。北日本日本海側、沖縄・奄美ではかなり少なかった。北日本太平洋側、東日本太平洋側では少なかった。西日本日本海側、西日本太平洋側では平年並だった。
循環場
500hPa高度場等の特徴
500hPa高度は、極渦の一部が中央シベリアから東シベリア付近にある一方、ベーリング海には優勢な気圧の尾根があり顕著な正偏差となった。また、極東域の北緯30度から40度帯は正偏差となり、日本付近も正偏差域に入った。寒帯前線ジェット気流はオホーツク海で北に大きく蛇行し、日本付近は大陸からの寒気の影響を受けにくかった。海面気圧では、500hPa高度に対応して、シベリア高気圧が弱い一方、平年ではアリューシャン低気圧がみられる付近は高気圧となっており、日本付近では冬型の気圧配置が長続きせず、東・西日本中心に高気圧に覆われやすかった。一方、日本の北で低気圧となっており、日本付近は低気圧に向かう暖かい空気が流れ込みやすく、全国的に高温となった。また、北日本では低気圧の影響を受けやすかった。
| 月別値で作成した図を表示しています。 (※2、翌月はじめに暫定版として作成・掲載している日別値の図はこちら) 翌月はじめに暫定的に日別値で作成した図で、月末までのデータを含まない事があります。6日頃に月別値で作成した図を掲載します。(月別値の図は掲載後にこちらで確認できます) | |
| 2025年12月平均500hPa高度・偏差の分布(単位:m) | 2025年12月平均850hPa気温・偏差の分布(単位:℃) |
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| 2025年12月平均海面気圧・偏差の分布(単位:hPa) | 2025年12月平均外向き長波放射量の偏差の分布(単位:W/m2) |
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外向き長波放射量(OLR)の図は翌月数日経ってから作成しています。 |
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| ※ 米国海洋大気庁(NOAA)が作成する外向き長波放射量(OLR)のデータが欠損により利用できない場合には、OLR偏差図は描画されません。 | |
資料
その他の事項(記録など)
台風の発生(速報値、日本時間)
なし
台風の接近(速報値)
なし
※ : 特に作成日の言及がない図は、本資料を掲載した月初時点に作成したものです。
※1 : リンク先の図表類は、平年値更新時などに再作成されることがあります。リンク先にある平年値期間などの記述をご確認ください。
※2 : こちらに掲載しているものと同じ図を表示しています。平年値が変わった場合などには図を再作成することがあるため、解説内容と齟齬が生じることもあります。



この図は翌月はじめに作成したものです。数日後により新しいデータを反映して図を作成していますので、引用等する場合は可能な限り





