2026年3月の天候
2026年4月1日 掲載
2026年3月の特徴
* 気温は、北日本でかなり高かった
暖かい空気に覆われやすかったため、気温は北日本でかなり高かった。
* 降水量は北日本日本海側でかなり少なかった
低気圧の影響を受けにくかったため、降水量は北日本日本海側でかなり少なかった。
* 日照時間は、東・西日本日本海側と西日本太平洋側でかなり多かった
高気圧に覆われやすかったため、日照時間は東・西日本日本海側と西日本太平洋側でかなり多かった。
概況
日本付近を低気圧と高気圧が周期的に通過し、上旬を中心に低気圧の通過後は一時的に冬型の気圧配置となった。日本付近は高気圧に覆われやすく、北日本日本海側中心に低気圧の影響を受けにくかった。このため、月降水量は北日本日本側でかなり少なく、東日本日本海側と沖縄・奄美で少なかった。月間日照時間は、東・西日本日本海側と西日本太平洋側でかなり多く、北・東日本太平洋側と沖縄・奄美で多かった。東日本以西では上旬後半から中旬前半にかけて大陸から南下した寒気の影響を受けたが、そのほかの時期は暖かい空気に覆われやすかったため、月平均気温は北日本でかなり高く、東・西日本と沖縄・奄美で高かった。
降水量は、北日本日本海側ではかなり少なかった。東日本日本海側、沖縄・奄美では少なかった。北日本太平洋側、東日本太平洋側、西日本日本海側、西日本太平洋側では平年並だった。
日照時間は、東日本日本海側、西日本日本海側、西日本太平洋側ではかなり多かった。北日本太平洋側、東日本太平洋側、沖縄・奄美では多かった。北日本日本海側では平年並だった。
降雪量は、北日本日本海側ではかなり少なかった。北日本太平洋側、東日本日本海側、東日本太平洋側、西日本太平洋側では少なかった。西日本日本海側では平年並だった。
気温、降水量、日照時間等の気候統計値
| 平均気温平年差、降水量平年比、日照時間平年比の分布 | 地域平均平年差、地域平均平年比の1位の値の更新状況 |
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* 平均気温の高い記録を更新した地域なし * 平均気温の低い記録を更新した地域なし * 降水量の多い記録を更新した地域なし * 降水量の少ない記録を更新した地域東北日本海側
* 日照時間の多い記録を更新した地域なし * 日照時間の少ない記録を更新した地域なし |
| 旬降水量の地域平均平年比、旬間日照時間の地域平均平年比の経過 | 平均気温の地域平均平年差の経過(5日移動平均) |
![]() この図は翌月はじめに作成したものです。数日後により新しいデータを反映して図を作成していますので、引用等する場合は可能な限りこちらに掲載の図をご利用ください。(※1) |
この図は翌月はじめに作成したものです。数日後により新しいデータを反映して図を作成していますので、引用等する場合は可能な限りこちらに掲載の図をご利用ください。(※1)
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旬別の天候経過
上旬
南岸低気圧や日本海から北海道付近を通過する低気圧と高気圧が周期的に日本付近を通過し、低気圧の通過後は一時的に冬型の気圧配置になった。このため、旬降水量は北日本太平洋側と西日本日本海側で多く、旬間日照時間は北日本日本海側と北日本太平洋側で少なかった。一方、本州付近は一時的に冬型の気圧配置になったことや、高気圧に覆われた時期もあったため、旬間日照時間は東・西日本太平洋側で多かった。沖縄・奄美では、低気圧や前線の影響を受けにくかったため、旬降水量は少なかった。期間の中頃にかけて低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、日本付近は暖かい空気に覆われやすかった。このため、旬平均気温は北日本でかなり高く、東日本と沖縄・奄美で高かった。一方、期間の終わりには大陸から西日本を中心に寒気が流入したため、西日本では旬平均気温は平年並となり、南岸低気圧の影響で関東地方の平野部でも雪が降った所があった。
旬降水量は、北日本太平洋側、西日本日本海側では多かった。沖縄・奄美では少なかった。北日本日本海側、東日本日本海側、東日本太平洋側、西日本太平洋側では平年並だった。
旬間日照時間は、東日本太平洋側、西日本太平洋側では多かった。北日本日本海側、北日本太平洋側では少なかった。東日本日本海側、西日本日本海側、沖縄・奄美では平年並だった。
中旬
日本付近を移動性の高気圧と低気圧が交互に通過した。低気圧の影響を受けにくく、高気圧に覆われやすかったため、旬降水量は西日本太平洋側でかなり少なく、北・西日本日本海側、東日本太平洋側、沖縄・奄美で少なかった。また、旬間日照時間は西日本日本海側、西日本太平洋側、沖縄・奄美でかなり多く、北・東日本日本海側と北日本太平洋側で多かった。低気圧が北海道の東をゆっくり北上し、北日本を中心に暖かい空気が流れ込みやすかったため、旬平均気温は北日本で高かった。一方、冷涼な移動性高気圧に覆われやすかったため、旬平均気温は沖縄・奄美で低かった。
旬降水量は、西日本太平洋側ではかなり少なかった。北日本日本海側、東日本太平洋側、西日本日本海側、沖縄・奄美では少なかった。北日本太平洋側、東日本日本海側では平年並だった。
旬間日照時間は、西日本日本海側、西日本太平洋側、沖縄・奄美ではかなり多かった。北日本日本海側、北日本太平洋側、東日本日本海側では多かった。東日本太平洋側では平年並だった。
下旬
日本付近を移動性の高気圧と低気圧が交互に通過した。低気圧が北海道の北と本州の南岸を通過することが多く、特に月末に本州付近を通過した低気圧により、太平洋側中心にまとまった雨となった。このため、旬降水量は西日本太平洋側で多かった。一方、北日本中心に低気圧の影響を受けにくかったため、北・東日本日本海側、北日本太平洋側で少なかった。また、北・東・西日本では日本海側中心に高気圧に覆われやすかったため、旬間日照時間は北・東・西日本日本海側で多かった。日本付近を通過した低気圧や気圧の谷に向かい暖かい空気が流れ込みやすかったことや比較的暖かい高気圧に覆われやすかったことから、旬平均気温は全国的にかなり高かった。旬平均気温平年差は、沖縄・奄美で+1.9℃となり、1946年の統計開始以降、3月下旬として2020年と並んで1位タイの高温となった。
旬降水量は、西日本太平洋側では多かった。北日本日本海側、北日本太平洋側、東日本日本海側では少なかった。東日本太平洋側、西日本日本海側、沖縄・奄美では平年並だった。
旬間日照時間は、北日本日本海側、東日本日本海側、西日本日本海側では多かった。北日本太平洋側、東日本太平洋側、西日本太平洋側、沖縄・奄美では平年並だった。
循環場
500hPa高度場等の特徴
2つに割れた極渦の1つが西シベリアに南下する一方、カムチャツカ半島付近にはブロッキング高気圧が形成された。これらに伴い、寒帯前線ジェット気流はユーラシア大陸上で大きく蛇行して日本の北を流れ、500hPa高度は日本付近で正偏差となり、北日本を中心に暖かい空気に覆われた。海面気圧では、平年に見られるアリューシャン付近の低気圧(アリューシャン低気圧)は存在せず、高気圧となった。東アジアでは正偏差で、日本付近は高気圧に覆われやく、冬型の気圧配置は一時的であった。
| 月別値で作成した図を表示しています。 (※2、翌月はじめに暫定版として作成・掲載している日別値の図はこちら) 翌月はじめに暫定的に日別値で作成した図で、月末までのデータを含まない事があります。6日頃に月別値で作成した図を掲載します。(月別値の図は掲載後にこちらで確認できます) | |
| 2026年3月平均500hPa高度・偏差の分布(単位:m) | 2026年3月平均850hPa気温・偏差の分布(単位:℃) |
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| 2026年3月平均海面気圧・偏差の分布(単位:hPa) | 2026年3月平均外向き長波放射量の偏差の分布(単位:W/m2) |
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外向き長波放射量(OLR)の図は翌月数日経ってから作成しています。 |
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| ※ 米国海洋大気庁(NOAA)が作成する外向き長波放射量(OLR)のデータが欠損により利用できない場合には、OLR偏差図は描画されません。 | |
資料
※ : 特に作成日の言及がない図は、本資料を掲載した月初時点に作成したものです。
※1 : リンク先の図表類は、平年値更新時などに再作成されることがあります。リンク先にある平年値期間などの記述をご確認ください。
※2 : こちらに掲載しているものと同じ図を表示しています。平年値が変わった場合などには図を再作成することがあるため、解説内容と齟齬が生じることもあります。



この図は翌月はじめに作成したものです。数日後により新しいデータを反映して図を作成していますので、引用等する場合は可能な限り





