世界の週ごとの異常気象

全球異常気象監視速報(No:1305)
描画要素:

この期間の主な異常気象・気象災害

異常気象現象分布図

異常気象の種類地域概況
1多雨インド北西部〜パキスタン
  • 上空の寒気や湿った空気の影響を受けた。
  • インドのニューデリーでは、1日の日降水量が60mmに達した(5月の月降水量平年値:26.1mm)。
2高温中央アジア南部〜中東東部
  • 暖気に覆われた。
  • 引き続き異常高温となった。
  • トルクメニスタンのアシガバットでは、4日〜6日の日平均気温が約29℃(平年値:約21℃)で、6日の日最高気温が39℃を超えた。
  • クウェートのクウェートでは、3日、4日の日平均気温が約36℃(平年値:約30℃)で、1日の日最高気温が46℃を超えた。
3少雨ヨーロッパ北部〜中部
  • 引き続き異常少雨となった。
  • ノルウェー南部のスタバンゲルでは、6日までの30日間降水量が30mm未満だった(4月、5月の月降水量平年値:62.7mm、61.7mm)。
  • フランス北部のルーアンでは、6日までの30日間降水量が20mm未満だった(4月、5月の月降水量平年値:55.3mm、63.1mm)。
4多雨スペイン及びその周辺
  • 低気圧や前線の影響を受けた。
  • スペインのマドリード・ヘタフェでは、2日の日降水量が40mmを超えた(5月の月降水量平年値:33.9mm)。
5少雨カナダ南西部〜米国南部
  • 米国のモンタナ州グラスゴーでは、6日までの30日間降水量が10mm未満だった(4月、5月の月降水量平年値:25.5mm、52.2mm)。
  • 米国のテネシー州メンフィス国際空港では、6日までの30日間降水量が20mm未満だった(4月、5月の月降水量平年値:158.3mm、139.5mm)。
6多雨米国南西部及びその周辺
  • 低気圧や前線の影響を受けた。
  • 米国のネバダ州ラスベガスでは、6日の日降水量が20mmを超えた(5月の月降水量平年値:1.9mm)。

 概況文では、世界で発生した主な異常気象(広い範囲での高温・低温、社会的に影響が大きい多雨・少雨など)や気象災害について記述しています。 概況文にない地点の異常気象については、異常高温・低温発生地点異常多雨・少雨発生地点異常天候地点リストをご覧ください。

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