世界の週ごとの異常気象

全球異常気象監視速報(No:1323)
描画要素:

この期間の主な異常気象・気象災害

異常気象現象分布図

異常気象の種類地域概況
1高温東シベリア南部〜南アジア東部
  • 暖気に覆われた。
  • 東シベリア南部のウラジオストクでは、3日の日平均気温が約23℃(平年値:約18℃)で、日最高気温が26℃を超えた。
  • 福岡県の福岡では、7日の日平均気温が30.8℃(平年値:26.0℃)で、日最高気温が36.3℃(平年値:29.9℃)だった。
  • バングラデシュのダッカでは、6日の日平均気温が約32℃(平年値:約29℃)で、日最高気温が36℃に達した。
2多雨西日本〜華中
  • 低気圧や前線及び台風第15号の影響を受けた。
  • 宮崎県の宮崎では、4日の日降水量が268.0mm(9月の月降水量平年値:370.9mm)だった。
3少雨シベリア北部
  • 引き続き異常少雨となった。
  • 中央シベリア北部のサスクイラフでは、9日までの30日間降水量がほとんどなかった(8月、9月の月降水量平年値:28.1mm、25.1mm)。
4多雨カリマンタン島及びその周辺
  • ブルネイのバンダルスリブガワン/ブルネイ国際空港では、4日〜9日の6日間降水量が240mmを超えた(9月の月降水量平年値:232.2mm)。
5多雨パキスタン及びその周辺
  • パキスタン北部では先週に引き続き異常多雨となった。
  • パキスタンでは、大雨により40名以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会、パキスタン政府)。
  • パキスタン南部のカラチ国際空港では、9日の日降水量が40mmを超えた(9月の月降水量平年値:22.8mm)。
6少雨ヨーロッパ及びその周辺
  • ヨーロッパ北部〜西部では引き続き異常少雨となった。
  • ドイツ北部のハンブルクでは、9日までの30日間降水量が10mm未満だった(8月、9月の月降水量平年値:78.6mm、65.4mm)。
  • ギリシャ北部のテッサロニキ(マケドニア空港)では、9日までの30日間降水量がほとんどなかった(8月、9月の月降水量平年値:23.1mm、44.0mm)。
7少雨カナダ南東部〜米国中西部
  • 引き続き異常少雨となった。
  • 米国のオハイオ州アクロンでは、9日までの30日間降水量が10mm未満だった(8月、9月の月降水量平年値:91.7mm、89.1mm)。

「異常気象発生地域・地点」は世界各国からの気象通報に基づいて判定しています。そのため、データが存在しないか未入電の場合は表示されません。

 概況文では、世界で発生した主な異常気象(広い範囲での高温・低温、社会的に影響が大きい多雨・少雨など)や気象災害について記述しています。 概況文にない地点の異常気象については、異常高温・低温発生地点異常多雨・少雨発生地点異常天候地点リストをご覧ください。

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