この期間の主な異常気象・気象災害
| 異常気象の種類 | 地域 | 概況 |
1 | 高温 | 東シベリア南部〜南アジア東部 |
- 暖気に覆われた。
- 東シベリア南部のウラジオストクでは、3日の日平均気温が約23℃(平年値:約18℃)で、日最高気温が26℃を超えた。
- 福岡県の福岡では、7日の日平均気温が30.8℃(平年値:26.0℃)で、日最高気温が36.3℃(平年値:29.9℃)だった。
- バングラデシュのダッカでは、6日の日平均気温が約32℃(平年値:約29℃)で、日最高気温が36℃に達した。
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2 | 多雨 | 西日本〜華中 |
- 低気圧や前線及び台風第15号の影響を受けた。
- 宮崎県の宮崎では、4日の日降水量が268.0mm(9月の月降水量平年値:370.9mm)だった。
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3 | 少雨 | シベリア北部 |
- 引き続き異常少雨となった。
- 中央シベリア北部のサスクイラフでは、9日までの30日間降水量がほとんどなかった(8月、9月の月降水量平年値:28.1mm、25.1mm)。
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4 | 多雨 | カリマンタン島及びその周辺 |
- ブルネイのバンダルスリブガワン/ブルネイ国際空港では、4日〜9日の6日間降水量が240mmを超えた(9月の月降水量平年値:232.2mm)。
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5 | 多雨 | パキスタン及びその周辺 |
- パキスタン北部では先週に引き続き異常多雨となった。
- パキスタンでは、大雨により40名以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会、パキスタン政府)。
- パキスタン南部のカラチ国際空港では、9日の日降水量が40mmを超えた(9月の月降水量平年値:22.8mm)。
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6 | 少雨 | ヨーロッパ及びその周辺 |
- ヨーロッパ北部〜西部では引き続き異常少雨となった。
- ドイツ北部のハンブルクでは、9日までの30日間降水量が10mm未満だった(8月、9月の月降水量平年値:78.6mm、65.4mm)。
- ギリシャ北部のテッサロニキ(マケドニア空港)では、9日までの30日間降水量がほとんどなかった(8月、9月の月降水量平年値:23.1mm、44.0mm)。
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7 | 少雨 | カナダ南東部〜米国中西部 |
- 引き続き異常少雨となった。
- 米国のオハイオ州アクロンでは、9日までの30日間降水量が10mm未満だった(8月、9月の月降水量平年値:91.7mm、89.1mm)。
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「異常気象発生地域・地点」は世界各国からの気象通報に基づいて判定しています。そのため、データが存在しないか未入電の場合は表示されません。
概況文では、世界で発生した主な異常気象(広い範囲での高温・低温、社会的に影響が大きい多雨・少雨など)や気象災害について記述しています。
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