世界の週ごとの異常気象

全球異常気象監視速報(No:1314)
描画要素:

この期間の主な異常気象・気象災害

異常気象現象分布図

異常気象の種類地域概況
1高温東アジア東部及びその周辺
  • 暖かい空気に覆われた。
  • 先週に引き続き異常高温となった。
  • 日本及びその周辺では、3週連続で異常高温となった。
  • 北海道の網走では、6日の日平均気温が27.4℃(平年値:16.3℃)で、日最高気温が33.5℃(平年値:20.1℃)だった。
  • 中国のチアンスー(江蘇)省ナンキン(南京)では、4日、5日、6日の日平均気温が約34℃(平年値:約27℃)で、3日、4日、5日の日最高気温が38℃を超えた。
2大雨ネパール〜パキスタン
  • ネパールからパキスタンでは、大雨により合計で60名以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会、ネパール政府、パキスタン政府)。
  • パキスタン北部のラホールでは、6日〜8日の3日間降水量が120mmを超えた(7月の月降水量平年値:180.3mm)。
3少雨トルコ〜ヨーロッパ東部、ヨーロッパ中部
  • 引き続き異常少雨となった。
  • セルビアのベオグラードでは、8日までの30日間降水量が20mm未満だった(6月、7月の月降水量平年値:97.6mm、62.1mm)。
  • スイス西部のジュネーブでは、8日までの30日間降水量が20mm未満だった(6月、7月の月降水量平年値:80.9mm、77.8mm)。
4高温多雨ヨーロッパ南部及びその周辺
  • 暖かい空気に覆われた。
  • 前線や気圧の谷の影響を受けた。
  • 4週連続で異常高温となった。
  • ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボでは、3日、4日の日平均気温が約27℃(平年値:約20℃)で、両日の日最高気温が38℃を超えた。
  • オーストリア東部のグラーツでは、6日〜8日の3日間降水量が80mmを超えた(7月の月降水量平年値:133.9mm)。
5多雨米国テキサス州〜メキシコ中部
  • 暖かく湿った空気が入った。
  • 米国のテキサス州オースティンでは、3日〜5日の3日間降水量が110mmを超えた(7月の月降水量平年値:48.0mm)。
  • 米国のテキサス州では、大雨により100名以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。

 概況文では、世界で発生した主な異常気象(広い範囲での高温・低温、社会的に影響が大きい多雨・少雨など)や気象災害について記述しています。 概況文にない地点の異常気象については、異常高温・低温発生地点異常多雨・少雨発生地点異常天候地点リストをご覧ください。

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