世界の週ごとの異常気象

全球異常気象監視速報(No:1312)
描画要素:

この期間の主な異常気象・気象災害

異常気象現象分布図

異常気象の種類地域概況
1高温日本及びその周辺
  • 北日本では南から暖気が入った。
  • 東・西日本周辺では暖かい空気に覆われた。
  • 東京都の東京では、18日の日平均気温が28.8℃(平年値:22.1℃)で、日最高気温が34.4℃だった(平年値:26.1℃)。
2多雨東シベリア南部〜中国東部
  • 低気圧や前線の影響を受けた。
  • 中国のシャントン(山東)省チンタオ(青島)では、19日の日降水量が100mmを超えた(6月の月降水量平年値:70.8mm)。
3高温中央シベリア南部〜パキスタン周辺
  • 暖かい空気に覆われた。
  • 中国西部〜中央アジアでは先週に引き続き異常高温となった。
  • キルギスのビシュケクでは、18日の日平均気温が約31℃(平年値:約23℃)で、19日の日最高気温が39℃を超えた。
4多雨インドネシア東部
  • インドネシア東部のアンボンでは、20日〜21日の2日間降水量が340mmを超えた(6月の月降水量平年値:664.9mm)。
5悪天候インド
  • インドでは、悪天候により30名以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
  • インド北西部のジャイプル/サーンガーネルでは、23日〜24日の2日間降水量が120mmを超えた(6月の月降水量平年値:47.7mm)。
6少雨トルコ〜ヨーロッパ西部
  • 引き続き異常少雨となった。
  • ジョージアのトビリシでは、24日までの30日間降水量が10mm未満だった(6月の月降水量平年値:87.7mm)。
  • クロアチアのザグレブでは、24日までの30日間降水量がほとんどなかった(6月の月降水量平年値:90.0mm)。
7高温ヨーロッパ西部およびその周辺
  • 暖かい空気に覆われた。
  • 先週に引き続き異常高温となった。
  • フランスのパリ・オルリー空港では、21日の日平均気温が約27℃(平年値:約19℃)で、日最高気温が35℃を超えた。
8多雨カナダ南東部及びその周辺
  • 低気圧や前線の影響を受けた。
  • 米国のニューヨーク州ロチェスターでは、18日の日降水量が80mmに達した(6月の月降水量平年値:85.5mm)。
9多雨メキシコ中央部〜南部
  • ハリケーン「ERICK」の影響を受けた。
  • メキシコ中央部では先週に引き続き異常多雨となった。
  • メキシコ中央部のタンピコでは、20日〜22日の3日間降水量が260mmを超えた(6月の月降水量平年値:135.7mm)。

 概況文では、世界で発生した主な異常気象(広い範囲での高温・低温、社会的に影響が大きい多雨・少雨など)や気象災害について記述しています。 概況文にない地点の異常気象については、異常高温・低温発生地点異常多雨・少雨発生地点異常天候地点リストをご覧ください。

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