緊急地震速報の訓練(平成24年12月3日)
12月3日は緊急地震速報の訓練を行います
~ 緊急地震速報を見聞きした際の行動訓練~
(本訓練は無事終了いたしました。気象庁と接続している機関、事業者へは正常に訓練報が配信されたことを確認しております。ご協力ありがとうございました)
緊急地震速報を見聞きしてから強い揺れが来るまでの時間はごくわずかであり、その短い間に、あわてずに身を守るなど適切な行動をとるためには日ごろからの訓練が重要です。
このことから、12月3日に下記のとおり全国的な訓練を実施します。
訓練が実施される地域にお住まいの場合等では、市町村等からの訓練のお知らせをご確認いただくとともに、積極的に訓練へご参加ください。
なお、気象庁は国の機関や地方公共団体(全国瞬時警報システム(以下「Jアラート」という)経由)、民間の緊急地震速報を提供する事業者のうち、 訓練への参加を計画している機関や団体に対して、訓練用の緊急地震速報を配信します。
この訓練では、全国的に受信端末を起動させる必要があることから、震源要素が異なる複数の訓練報を、短時間(10数秒程度内)に、連続して配信する計画です。
お住まいの地域や受信端末の設定状況によっては、受信端末が複数回動作することがあります。
訓練報を受信した際に、お持ちの受信端末がどのように動作するかについては、各端末メーカーや配信事業者等にお問い合わせ願います。
テレビやラジオ、携帯電話(携帯電話会社の一斉配信サービス)から、訓練用の緊急地震速報が放送または報知されることはありません。
受信端末での訓練ができない場合は、訓練用キットをご利用ください。
なお、地震の発生状況等により、訓練用緊急地震速報の配信を中止する場合があります。
告知用チラシ
訓練の内容は簡単です。方法や内容はチラシをご覧ください。
ダウンロードファイル[PDF形式:587KB]
訓練への協力機関(民間の緊急地震速報を配信する事業者等)
以下は、緊急地震速報訓練に協力して、訓練に参加する利用者に対して気象庁の訓練用の緊急地震速報や独自の訓練用の緊急地震速報を配信する等を行う民間の事業者等です。
(株)トータル・ライフサービスコミュニティー、Takusu(株)、(株)エイツー、(株)先端力学シミュレーション研究所、 情報事務資材(株)、三菱スペース・ソフトウエア(株)、明星電気(株)、アールシーソリューション(株)、NPO法人リアルタイム地震情報利用協議会、安全・安心サポート(株)、エヌ・エス・シー(株)、(株)ドリームウェア、(株)チャレンジ、 スカパーJSAT株式会社、南海電設株式会社、株式会社シーファイブ
注1)掲載に同意していただいた事業者を記載しています。受信端末をご利用の方で、緊急地震速報の配信にかかる契約をしている事業者から訓練に関する周知等案内がない場合は、契約先あて、訓練報の配信の状況をご確認ください。
注2)掲載に同意された事業者があれば、順次、追加していきます。
訓練を実施する機関の一覧
①民間企業等の一覧
訓練を実施する民間企業等の一覧は、こちらをご覧ください。
以下の省庁名をクリックしていただくと、「緊急地震速報の周知・広報及び利活用推進関係省庁連絡会議」を構成する省庁等を通じて調査した訓練を実施する民間企業等をご覧になれます。
②地方公共団体の一覧
③中央省庁及び地方支分部局等の一覧
訓練を実施する中央省庁及び地方支分部局等の一覧は、こちらをご覧ください。
④気象庁本庁及び各管区気象台等の地方官署の一覧
訓練を実施する気象庁本庁及び管区気象台等の地方官署の一覧は、こちらをご覧ください。
訓練をより有意義なものにするために
訓練の内容は簡単ですが、さらに有意義なものにするためには、身の安全を確保するだけではなく、訓練前や訓練終了後に下記の例を参考に、家族や職場全員で話し合うことも大事です。
訓練前
家族や職場全員で地震が発生したときの行動計画を立てましょう。
(例)
1.緊急地震速報を見聞きしたら(見聞きせずに強い揺れを感じても)、「地震だ!地震だ!」と大声で家族全員に知らせる。
2.事前に決めてあった安全な場所に各自が素早く避難する。
3.すぐに強い揺れが来るが、むやみに動かないで様子をみる。
4.揺れが収まるまのを待って避難場所に移動する。「避難する場所は事前に家族会議等で決めておく」
5.一緒にいる家族の安全を確認し、伝言ダイヤルに登録する。
6.テレビ・ラジオで確かな情報を入手する。
7.一緒でない家族の安否確認を行う。
訓練終了後
家族や職場全員でたてた行動計画がきちんとできたか、みんなで話し合いましょう。
(例)
1.緊急地震速報受信端末の音量は適切でしたか?
「適切な音量であった。又はあまり大きくてビックリした。」
2.事前に計画しておいた避難行動がとれましたか?
3.家族の行動に問題はありませんでしたか?
4.この訓練以外の状況でも、どのように行動したらいいか、考えてみましょう。
また、その行動が実際にできるか実行してみましょう。
配信する訓練用の緊急地震速報による強い揺れの地域と震源要素
配信する訓練報の強い揺れの地域と震源要素は以下のとおりです。