世界の週ごとの異常気象

全球異常気象監視速報(No:1253)
描画要素:

この期間の主な異常気象・気象災害

異常気象現象分布図

異常気象の種類地域概況
1大雨中国南東部
  • 中国南東部では大雨により40人以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
2少雨東南アジア北部
  • 引き続き異常少雨となった。
  • タイのバンコクでは、7日までの30日間降水量が10mm未満だった(4月、5月の月降水量平年値:92.7mm、215.4mm)。
3大雨インドネシア
  • インドネシアでは大雨により10人以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
4多雨中東
  • アラブ首長国連邦のアブダビ国際空港では、1日〜2日の2日間降水量が30mmを超えた(5月の月降水量平年値:0.3mm)。
5多雨ヨーロッパ中部
  • 低気圧や前線の影響を受けた。
  • フランス南部のグールドンでは、1日〜7日の7日間降水量が100mmを超えた(5月の月降水量平年値:81.2mm)。
6大雨ハイチ
  • ハイチでは大雨により10人以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
7高温南米北部〜中部
  • 暖気に覆われた。
  • 南米中部では先週に引き続き異常高温となった。
  • ブラジル南部のサンパウロでは、1日、2日、3日、4日、5日、7日の日平均気温が約26℃(平年値:約20℃)で、3日、4日、5日、7日の日最高気温が32℃を超えた。
8多雨南米中部
  • 低気圧の影響を受けた。
  • ブラジル南部では大雨により80人以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
  • パラグアイのアスンシオンでは、2日〜3日の2日間降水量が170mmを超えた(5月の月降水量平年値:133.7mm)。

 概況文では、世界で発生した主な異常気象(広い範囲での高温・低温、社会的に影響が大きい多雨・少雨など)や気象災害について記述しています。 概況文にない地点の異常気象については、異常高温・低温発生地点異常多雨・少雨発生地点異常天候地点リストをご覧ください。

このページのトップへ