世界の週ごとの異常気象

全球異常気象監視速報(No:1329)
描画要素:

この期間の主な異常気象・気象災害

異常気象現象分布図

異常気象の種類地域概況
1低温東シベリア南西部〜モンゴル
  • 東シベリア南西部では、北から寒気が入った。モンゴル付近では、寒気に覆われた。
  • 東シベリア南西部では先週に引き続き異常低温となった。
  • 北海道の稚内(ワッカナイ)では、20日の日平均気温が5.0℃(平年値:10.4℃)で、日最低気温が2.7℃(平年値:7.4℃)だった。
  • モンゴルのウランバートルでは、17日、18日、19日の日平均気温が約-12℃(平年値:約0℃)で、17日の日最低気温が-16℃を下回った。
2多雨インドネシア南西部
  • インドネシアのジャワ島中部のスマランでは、21日の日降水量が80mmを超えた(10月の月降水量平年値:152.1mm)。
3少雨ヨーロッパ南西部及びその周辺
  • 引き続き異常少雨となった。
  • スペインのマドリード・バラハスでは、21日までの30日間降水量がほとんどなかった(10月の月降水量平年値:54.4mm)。
4少雨カナダ南東部及びその周辺、米国南部
  • 引き続き異常少雨となった。
  • カナダのニューファンドランド州ガンダーでは、21日までの30日間降水量が40mm未満だった(10月の月降水量平年値:117.6mm)。
  • 米国のテキサス州オースティンでは、21日までの30日間降水量がほとんどなかった(10月の月降水量平年値:100.5mm)。
5大雨ホンジュラス
  • ホンジュラスでは、大雨により10名以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
6少雨オーストラリア東部
  • オーストラリア南東部のシドニーでは、21日までの30日間降水量がほとんどなかった(10月の月降水量平年値:54.7mm)。
7高温オーストラリア東部〜中部
  • 暖気に覆われた。
  • オーストラリア南東部のシドニーでは、20日の日平均気温が約25℃(平年値:約19℃)で、日最高気温が36℃を超えた。

「異常気象発生地域・地点」は世界各国からの気象通報に基づいて判定しています。そのため、データが存在しないか未入電の場合は表示されません。

 概況文では、世界で発生した主な異常気象(広い範囲での高温・低温、社会的に影響が大きい多雨・少雨など)や気象災害について記述しています。 概況文にない地点の異常気象については、異常高温・低温発生地点異常多雨・少雨発生地点異常天候地点リストをご覧ください。

このページのトップへ