この期間の主な異常気象・気象災害
| 異常気象の種類 | 地域 | 概況 |
| 1 | 低温 | 東シベリア南西部〜モンゴル |
- 東シベリア南西部では、北から寒気が入った。モンゴル付近では、寒気に覆われた。
- 東シベリア南西部では先週に引き続き異常低温となった。
- 北海道の稚内(ワッカナイ)では、20日の日平均気温が5.0℃(平年値:10.4℃)で、日最低気温が2.7℃(平年値:7.4℃)だった。
- モンゴルのウランバートルでは、17日、18日、19日の日平均気温が約-12℃(平年値:約0℃)で、17日の日最低気温が-16℃を下回った。
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| 2 | 多雨 | インドネシア南西部 |
- インドネシアのジャワ島中部のスマランでは、21日の日降水量が80mmを超えた(10月の月降水量平年値:152.1mm)。
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| 3 | 少雨 | ヨーロッパ南西部及びその周辺 |
- 引き続き異常少雨となった。
- スペインのマドリード・バラハスでは、21日までの30日間降水量がほとんどなかった(10月の月降水量平年値:54.4mm)。
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| 4 | 少雨 | カナダ南東部及びその周辺、米国南部 |
- 引き続き異常少雨となった。
- カナダのニューファンドランド州ガンダーでは、21日までの30日間降水量が40mm未満だった(10月の月降水量平年値:117.6mm)。
- 米国のテキサス州オースティンでは、21日までの30日間降水量がほとんどなかった(10月の月降水量平年値:100.5mm)。
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| 5 | 大雨 | ホンジュラス |
- ホンジュラスでは、大雨により10名以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
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| 6 | 少雨 | オーストラリア東部 |
- オーストラリア南東部のシドニーでは、21日までの30日間降水量がほとんどなかった(10月の月降水量平年値:54.7mm)。
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| 7 | 高温 | オーストラリア東部〜中部 |
- 暖気に覆われた。
- オーストラリア南東部のシドニーでは、20日の日平均気温が約25℃(平年値:約19℃)で、日最高気温が36℃を超えた。
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「異常気象発生地域・地点」は世界各国からの気象通報に基づいて判定しています。そのため、データが存在しないか未入電の場合は表示されません。
概況文では、世界で発生した主な異常気象(広い範囲での高温・低温、社会的に影響が大きい多雨・少雨など)や気象災害について記述しています。
概況文にない地点の異常気象については、異常高温・低温発生地点、異常多雨・少雨発生地点、異常天候地点リストをご覧ください。