世界の週ごとの異常気象

全球異常気象監視速報(No:1313)
描画要素:

この期間の主な異常気象・気象災害

異常気象現象分布図

異常気象の種類地域概況
1高温東アジア東部及びその周辺
  • 暖かい空気に覆われた。
  • 日本及びその周辺では、先週に引き続き異常高温となった。
  • 鹿児島県の鹿児島では、1日の日平均気温が29.9℃(平年値:26.4℃)で、日最高気温が35.2℃(平年値:29.7℃)だった。
  • 東シベリア南西部のウラジオストクでは、27日の日平均気温が約26℃(平年値:約15℃)で、最高気温が31℃を超えた。
2多雨インド北西部〜パキスタン
  • インド〜パキスタンでは、大雨により合計で80名以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会、パキスタン政府)。
  • パキスタン南部のナワーブシャーでは、27日の日降水量が90mmを超えた(6月、7月の月降水量平年値:14.1mm、47.3mm)。
3高温少雨ヨーロッパ南東部〜西部
  • 暖かい空気に覆われた。
  • ヨーロッパ西部およびその周辺では、3週連続で異常高温となった。
  • 引き続き異常少雨となった。
  • ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボでは、25日の日平均気温が約28℃(平年値:約19℃)で、26日の日最高気温が38℃を超えた。
  • フランスのパリ・オルリー空港では、1日の日平均気温が約31℃(平年値:約20℃)で、日最高気温が38℃を超えた。
  • セルビアのベオグラードでは、1日までの30日間降水量がほとんどなかった(6月、7月の月降水量平年値:97.6mm、62.1mm)。
  • フランス南部のトゥールーズでは、1日までの30日間降水量が10mm未満だった(6月、7月の月降水量平年値:64.4mm、40.1mm)。
4大雨コロンビア北西部
  • コロンビア北西部では、大雨により10名以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
5低温南米南部
  • 南から寒気が入った。
  • アルゼンチンのブエノスアイレスでは、30日、1日の日平均気温が約4℃(平年値:約11℃)で、1日の日最低気温が-1℃まで下がった。

 概況文では、世界で発生した主な異常気象(広い範囲での高温・低温、社会的に影響が大きい多雨・少雨など)や気象災害について記述しています。 概況文にない地点の異常気象については、異常高温・低温発生地点異常多雨・少雨発生地点異常天候地点リストをご覧ください。

このページのトップへ