黄砂について

黄砂現象とは、東アジアの砂漠域(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など)や黄土地帯から強風により吹き上げられた多量の砂じん(砂やちり)が、上空の風によって運ばれ、浮遊しつつ降下する現象を指します。日本において、黄砂は屋外の洗濯物や車などを汚す場合や、視程を悪化させ交通機関などに影響を与える場合があります。気象庁では、東京・大阪の2地点で、目視で黄砂現象を観測しています。また、数値モデルを用いた黄砂の解析及び予測を行っています。また、黄砂について解説したものを刊行物などで公表しています。

より詳しい知識はこちら



黄砂に関する情報について

気象庁ホームページでは、気象台での黄砂の観測や、数値モデルに基づく黄砂の予測などを、黄砂情報(黄砂解析予測図、ひまわり黄砂監視画像、黄砂観測実況図)として毎日公表しています。 日本で広範囲にわたって濃い黄砂を観測した場合、または予測した場合には、黄砂に関する気象情報の発表や、天気予報の天気概況に黄砂に関する記述を含めることがあります。

関連情報

このページのトップへ