月平均オゾン全量の世界分布図
米国航空宇宙局(NASA)提供の衛星観測データ(OMIおよびOMPSデータ)をもとに気象庁が作成しました。
偏差(%)は参照値(1997~2006年の月別累年平均値)からの差の割合です。
等値線の間隔は、月平均オゾン全量分布図が15 m atm-cm、偏差分布図が5%、日本域の偏差分布図が1%です。
極域における白色部分は、極夜などのためにデータが得られなかった領域を示します。
比較の基準となる参照値は、世界平均のオゾン量の減少傾向が止まり、オゾン量が少ない状態で安定していた期間(1997~2006年)の平均的なオゾン全量です。
オゾン全量の長期的な変化については、オゾン全量の経年変化のページをご覧ください。
オゾン全量とは、ある地点の上空に存在するオゾンの総量のことで、単位のm atm-cm(ミリアトムセンチメートル)は、その総量を仮に0℃、1気圧の地表に集めたときの厚さを表しています。(例:オゾン全量300m atm-cmは、厚さ3mmに相当。)
データの見直しなどで値が変わることがありますので、最新のものを御利用下さい。