北西太平洋の海面水温(月概況)
令和8年8月20日 気象庁発表
(次回発表予定 9月24日)
診断 (2026年7月)
- オホーツク海中部および北部(図中P1)、日本のはるか東から日付変更線付近(図中P4)、南シナ海(図中P6)では、海面水温が平年より高くなっていました。
- カムチャツカの東、ベーリング海およびアリューシャン近海(図中P2)では、海面水温が平年より低くなっていました。
- アリューシャンの南(図中P3)、南鳥島近海から日付変更線付近(図中P5)では、海面水温が平年よりかなり高くなっていました。
北西太平洋の月平均海面水温平年差分布図(2026年7月)
JPN:北緯20〜50度、東経120〜160度(図中の橙色枠線内)の海面水温の実況は、「日本近海の海面水温(月概況)」で解説しています。
海面水温の平年値(1991〜2020年の30年間の平均値)からの差を示しています。 平年差は、図の右にある0.5℃ごとのスケールと同じ色で色分けされています。 内湾域等は、薄い灰色で示しています。また、海氷のために海面水温のデータがない海域は、灰色の網掛けで示しています。
この図の海面水温平年差は速報値です。北西太平洋のデータの図は、診断の発表後も、後から入手した観測値によって更新されることがあります。
解説
北西太平洋の海面水温
2026年7月の北西太平洋の海面水温の実況は、表のとおりでした。
表:北西太平洋の海面水温の実況 図中の記号 海域名 海面水温の実況 P1(注) オホーツク海中部および北部 平年より高い P2 カムチャツカの東、ベーリング海およびアリューシャン近海 平年より低い P3 アリューシャンの南 平年よりかなり高い P4 日本のはるか東から日付変更線付近 平年より高い P5 南鳥島近海から日付変更線付近 平年よりかなり高い
30℃以上の海域がみられるP6 南シナ海 平年より高い
30℃以上の海域がみられるP7 フィリピンの東 平年並
30℃以上の海域がみられるP8 マリアナ諸島近海 平年並
30℃以上の海域がみられるP9 ミンダナオ島の東からニューギニア島の北 平年並
30℃以上の海域がみられるP10 赤道域の日付変更線付近 平年並
30℃以上の海域がみられるその他の北西太平洋の海域 北緯10度から北緯20度、東経150度から日付変更線付近の海域では、平年よりかなり高く、30℃以上の海域がみられる (注)P1の海域では、海面が広く海氷で覆われているため海面水温データがない場合、海面水温の実況の欄に「−」を表示します。
海面水温の診断にあたって
- 1991〜2020年の30年間に出現した海面水温の上位1/3以上を「平年より高い」、下位1/3以下を「平年より低い」とし、それらを除いた中央1/3の範囲を「平年並」としています。また、上位(下位)1/10以上(以下)を「平年よりかなり高い(低い)」としています。
