海氷解析に利用したデータについて

日本における組織的な海氷観測は、1892年(明治25年)1月1日に北海道庁の網走、根室などで開始されました。初期においては船舶や気象観測所からの目視による観測が沿岸の海氷を監視する唯一の方法でしたが、1930年代には海氷観測に航空機が利用されるようになり、広範囲にわたる海氷分布の観測が可能となりました。1960年代に入ると、人工衛星の利用が開始され、オホーツク海全域における海氷の分布や変動を詳細に解析できるようになり、現在に至っています。

気象庁では、海氷域の解析、海氷域面積の確定を半旬(毎月5日、10日、15日、20日、25日および月末)ごとに行っています。

オホーツク海(周辺海域を含む)

北極域と南極域

  • 北極域と南極域の海氷解析の解説
  • 品質管理により異常データは除去していますが、センサーの特性により上記オホーツク海の海氷解析と若干の違いがみられる場合もあります。

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