東経137度線の海洋観測の欠測時における他の観測データの利用について
以下に記載する、気象庁海洋気象観測船「凌風丸」と「啓風丸」による東経137度線の観測は、台風による時化の影響や、観測計画の変更により、 「黒潮の数か月から十年規模の変動(流量)」、 「北太平洋亜熱帯モード水の変動」及び 「北太平洋回帰線水の変動」を診断するために十分なデータを得られませんでした。 このため、他の観測船のデータやアルゴフロートが観測したデータも利用して解析を行い、診断しました。
図中の青線は東経137度線の観測定線を、赤丸は気象庁海洋気象観測船「凌風丸」と「啓風丸」、青丸はアルゴフロートや他の観測船等による観測位置を示しています。