災害をもたらした気象事例

ジュディス台風
昭和24年(1949年) 8月13日~8月18日
九州で大きな被害。
死者154名、行方不明者25名、負傷者213名
住家全壊569棟、半壊1,966棟
床上浸水33,680棟、床下浸水68,314棟など
(消防白書より)
概要
 ジュディス台風は、南西諸島の東の海上を北北東に進んでいたが、次第に北から北北西に向きを変え、8月15日21時頃鹿児島県志布志湾付近に上陸し、16日03時頃八代海に出て長崎県西方海上に進み、17日には長崎県対馬の西で停滞、18日に東に進み始め、19日に福井県若狭湾付近で消滅した。
 佐賀で期間降水量が493.9mmに達するなど、九州では200~400mmの大雨が降り、佐賀県をはじめとする九州各地で被害が発生した。
台風経路図 期間降水量
期間内最大風速
期間内最大瞬間風速
天気図
天気図 8月15日09時

期間内での観測値
気象官署での観測値
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