8月31日にグアム島の西海上で発生した台風第18号は発達しながら北西に進み、9月5日9時頃宮古島に達し、この頃最も発達した。台風はその後も北西に進んで、7日9時前に中国大陸に上陸し、7日21時には弱い熱帯低気圧に変わった。
台風は宮古島付近をゆっくりと進んだため、宮古島では長時間にわたり強風と大雨に見舞われた。宮古島(沖縄県平良市)では最大風速60.8m/s、最大瞬間風速85.3m/s(日本の観測史上1位)を観測した。
宮古島では半数以上の住家が損壊し、さとうきびの7割が収穫不能となるなどの甚大な被害が出た。
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