災害をもたらした気象事例

昭和52年豪雪
昭和51年(1976年)12月~昭和52年(1977年)2月
全国的に大雪。
死者101名、負傷者834名
住家全壊56棟、半壊83棟
床上浸水177棟、床下浸水1,367棟など
(消防白書より)
概要
 この年の1月と2月の気温が全国的に低く、この期間の平均気温は全国的に平年より2~3℃低かった。
 12月の終わりに二つ玉低気圧が通過して東北地方や北海道で大雪となった。低気圧の通過後は強い冬型の気圧配置となり、1月4日まで続いた。東北地方や北陸地方では30cmから多い所では100cmの日降雪量を観測した。
 1月中旬、1月末~2月上旬、2月中旬は強い冬型の気圧配置が持続し、青森では195cmの最深積雪を観測した。2月中旬には鹿児島で20cm、八丈島で2cmの積雪があり、青ヶ島では40年ぶりの積雪を観測した。
天気図

天気図 2月16日09時
期間降雪量
降雪・積雪量時系列図(青森)
降雪・積雪量時系列図(鳥取)
日々の天気図
12月 1月 2月


期間内での観測値
気象官署での観測値
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