9月17日、沖縄近海で発生した台風第22号は、南西諸島の西の海上を北北東に進み、19日13時半頃に鹿児島県大隅半島南部に上陸した。
その後、四国・紀伊半島沖を経て20日03時半頃伊豆半島南部、05時頃房総半島南部に再上陸し、関東の東海上に進んだ。
この間、沖縄から北海道にかけての太平洋側を中心に広い範囲で大雨となり、19日には新宮(和歌山県新宮市)で278mm、色川(和歌山県那智勝浦町)で262mm、宮川(三重県宮川村)で255mmの日降水量を観測した。
また、台風が通過した地域を中心に強い風が吹き、種子島(鹿児島県西之表市)では最大風速36.4m/s(最大瞬間風速60.0m/s)、銚子(千葉県銚子市)では最大風速24.4m/s(最大瞬間風速35.4m/s)を観測した。
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