災害をもたらした気象事例

前線、大気の状態が不安定
平成7年(1995年) 8月9日~8月11日
前線が日本海から本州南岸へ南下、山形・新潟・鹿児島県で大雨。
 鹿児島で1時間104.5mm。
災害概要
死者1名、負傷者2名
住家全壊15棟、半壊20棟
床上浸水803棟など
(消防白書より)
概要
 10日、三陸沖の低気圧から寒冷前線が本州中部を経て山陰沖に伸び、低気圧の東進とともにゆっくりと南下し、11日には本州の南海上に達した。 この前線の通過後上空に寒気が流入したため、大気の状態が不安定となり、10日には長岡(新潟県長岡市)で日降水量が213mmとなるなど、新潟県や山形県で大雨となったところがあった。 また、11日には鹿児島で1時間降水量が104.5mm、日降水量が324mmとなるなど鹿児島県を中心に大雨となった。
天気図 期間降水量
降水量時系列図(鹿児島)
降水量時系列図(長岡)
期間内での観測値
気象官署での観測値
アメダスでの観測値
それぞれの図に、マウスを合わせてクリックすると、大きく表示されます。