9月13日、サイパン島の北海上で発生した台風第12号は、17日に八丈島付近を通り、三陸沖から北海道の東海上に進んだ。
また、本州の南海上には前線が停滞し、台風の影響で前線に向かって暖湿気流が入って前線の活動が活発となった。
このためこの期間の降水量は、三宅島(東京都三宅島)で390mm、黒原(千葉県大多喜町)で357mm、大島(東京都大島町)で352mmとなるなど、東海地方から東北地方で200mmを超える大雨となったところがあった。
また、三宅島で最大風速35.4m/s以上(最大瞬間風速55.4m/s以上)、銚子で最大風速31.7m/s(同46.9m/s)の暴風を観測した。
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