災害をもたらした気象事例

前線、大気の状態が不安定
平成8年(1996年) 7月3日~7月4日
熊本・宮崎県で短時間強雨。山形・宮城県で落雷。
災害概要
死者2名、負傷者16名
住家全壊1棟
床上浸水23棟、床下浸水556棟など
(消防白書より)
概要
 梅雨前線が九州地方に停滞し、3日には活動が活発となったため、1時間に人吉(熊本県人吉市)で103.5mm、宮崎(宮崎県宮崎市)で79.0mmなど九州地方で猛烈な雨となったところがあった。 このため熊本・宮崎両県で浸水、山・がけ崩れなどの被害が発生した。  また、東北地方では上空に寒気が流れ込んで大気の状態が不安定となり、一部では雷やひょうを伴った激しい雨があった。落雷により2名が死亡した。
天気図 期間降水量
降水量時系列図(えびの)
降水量時系列図(人吉)
期間内での観測値
気象官署での観測値
アメダスでの観測値
それぞれの図に、マウスを合わせてクリックすると、大きく表示されます。