1日から17日にかけて梅雨前線が日本付近に停滞し、この期間九州から東北にかけて、各地で大雨となった。
このうち、前線の活動が活発となった6日から13日にかけて、九州、中国、中部地方で激しい雨が降った。
1日から17日の期間降水量は、鞍岳(熊本県旭志村)で1,495mmに達したのを始め、熊本県などの山沿いを中心に1,000mmを超えたところがあり、大牟田(福岡県大牟田市)でも1,023mmを観測した。特に、9日から10日にかけて、長崎、熊本、鹿児島県では、2日間続けて日降水量が200~300mmとなり、2日間の合計降水量が500mm前後に達した所があった。
この豪雨のため、10日に鹿児島県出水市では大規模な土石流が発生し21人が死亡した。
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