災害をもたらした気象事例
梅雨前線
平成10年(1998年) 8月3日~8月7日
新潟県(下越、佐渡)で記録的な大雨(平成10年8月上旬豪雨)。
新潟で日降水量265mm。
災害概要
死者2名、負傷者3名
住家全壊3棟、半壊16棟、一部損壊18棟
床上浸水2,560棟、床下浸水15,134棟など
(防災白書より)
詳細
概要
梅雨前線が日本海から北陸地方に停滞し、太平洋高気圧の西側から暖湿気流が前線に向かって流れこみ、前線の活動が活発となったため、北陸から東北の日本海側で断続的に大雨が降った。特に3日から4日にかけて、新潟県下越、佐渡を中心に記録的な豪雨となった。新潟市の4日の日降水量は265mmとなり、観測開始(明治19年)以来第1位の記録となった。このため新潟市を中心に浸水など大きな被害があった。
日々の概況
期間内での観測値
気象官署での観測値
降水量
アメダスでの観測値
値の大きい方から10地点
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