災害をもたらした気象事例

平成16年7月新潟・福島豪雨
平成16年(2004年) 7月12日~7月14日
新潟県中越地方や福島県会津地方で記録的な大雨。
災害概要
死者16名、負傷者83名
住家全壊71棟、半壊5,657棟、一部損壊82棟
床上浸水1,916棟、床下浸水6,261棟など
(消防白書より)
概要
 7月12日夜から13日にかけて、日本海から東北南部にのびる梅雨前線の活動が活発となった。13日朝から昼頃にかけて、新潟県中越地方や福島県会津地方で非常に激しい雨が降り、日降水量は栃尾(新潟県栃尾市)で421mm、宮寄上(新潟県加茂市)で316mm、只見(福島県只見町)で325mmを観測するなど、記録的な大雨となった。
 この集中豪雨により、新潟県三条市、見附市、中之島町を流れる五十嵐川や刈谷田川では、相次いで堤防が決壊し、多数の浸水害が発生した。
天気図 期間降水量
降水量時系列図(栃尾)
降水量時系列図(只見)
期間内での観測値
気象官署での観測値
アメダスでの観測値
それぞれの図に、マウスを合わせてクリックすると、大きく表示されます。