梅雨前線による大雨 平成17年(2005年)7月1日~7月6日
西日本と中部地方で記録的な大雨。
災害状況
死者4名、負傷者3名
住家全壊3棟、半壊1棟、一部損壊25棟
床上浸水215棟、床下浸水2,931棟など
(消防白書より)
概要
活動が活発な梅雨前線が1日から6日にかけて東北地方から九州地方へゆっくり南下した。
1~3日には中国・四国地方を中心に大雨になり、日降水量は3日に柳井(山口県柳井市)で347mm、安下庄(アゲノショウ、山口県周防大島町)で332mm、獅子越峠(シシゴエトウゲ、愛媛県内子町)で244mmを観測した。4日には長野県~九州地方で、5~6日には九州地方を中心に激しい雨が降った。1時間降水量は6日に熊本県芦北町で99.5mm、鹿児島県さつま町で78mmを観測した。
このため島根県、広島県、山口県、香川県、愛媛県、島根県などで多数の住家浸水、道路損壊、電力障害(停電)が発生した。
大雨の状況
問い合わせ先
気象庁観測部計画課情報管理室 電話 03-3212-8341(内線 4154, 4157)