梅雨前線による大雨 平成17年(2005年)7月8日~7月10日
九州地方や東海地方で激しい雨。
災害状況
死者6名、負傷者4名
住家全壊5棟、半壊2棟、一部損壊2棟
床上浸水61棟、床下浸水515棟など
(消防白書より)
概要
8日から10日にかけて、活動が活発な梅雨前線が九州地方南部から本州上へ北上した。8日には鹿児島県、熊本県、宮崎県を中心に、1時間に50mmを超える非常に激しい雨が降った。1時間降水量は田代(鹿児島県錦江町)で73mm、都城(宮崎県都城市)で65mmを観測した。9日には静岡県を中心に1時間に50mmを超える非常に激しい雨が降り、1時間降水量は清水(静岡県静岡市)で79mm、三ケ日(静岡県浜松市)で76mmを観測した。10日には熊本県や大分県を中心に1時間に30mmを超える激しい雨となった。1時間降水量は南小国(ミナミオグニ、熊本県南小国町)で98mm、鹿北(カホク、熊本県山鹿市)で92mmを観測した。
この集中豪雨により九州地方と東海地方を中心に、多数の浸水害が発生した。
大雨の状況
問い合わせ先
気象庁観測部計画課情報管理室 電話 03-3212-8341(内線 4154, 4157)