観測時刻と日界について

観測時刻について

 観測時刻は日本中央標準時の24時制です。 ただし、昭和(南極)の日時は現地時間で表しており、日本中央標準時との時差は-6時間です。例えば昭和の9時は日本中央標準時の15時です。



日界について

 現在では日降水量や日最高気温・日最低気温などの日ごとの値は「日界」(一日の区切り・境界)を24時として観測しています。 1960年頃までは自動的に観測データを記録する装置が少なかったため、人による観測を行わない真夜中の24時を日界とすることが容易ではありませんでした。 このため、古い年代では24時の他に、9時、10時、22時といった時刻を日界として日ごとの値を観測していた地点・要素があります。 このように現在の基準とは異なる日界で観測したデータを他の地点や現在のデータと比較する場合、観測条件がそろっていることが望ましいことから、日界を可能な限り24時にそろえて統計しなおして掲載しています。このため、当時発行された出版物と日ごとの値や統計開始から1~10位の値が異なる場合があります。

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