運輸多目的衛星(MTSAT)の運用は終了しました。

配信の概要

「ひまわり6号」及び「ひまわり7号」は、観測時間の高頻度化、新たな赤外チャンネルの追加、水平解像度及び階調数など改良され、 高精度・高品質の画像取得が可能となりました。この改良された観測機能が十分に活かされるよう、 「ひまわり6号」から低速情報伝送(LRIT)と高速情報伝送(HRIT)の2つの新たなデータ配信形式で衛星画像を配信しています。

HRIT配信

高速情報伝送 (High Rate Information Transmission)で配信される画像は、高速の伝送速度を活かして、 イメージャで取得した大容量の観測画像データを短時間に衛星回線を経由して配信することが可能で、国内外の中規模利用局(MDUS)向けに配信されています。

LRIT配信

低速情報伝送 (Low Rate Information Transmission)で配信される画像は、伝送速度が低いため、 日本付近の領域を切り出した画像や間引いた全球画像を配信しています。 配信画像は、 観測チャンネル(赤外、水蒸気、3.8μm帯、可視)と地図投影法(円形画像、東アジア域、北東日本域、南西日本域)の組み合わせで8種類あります。