緊急地震速報の入手方法について
緊急地震速報は、平成19年10月1日から一般の皆様への提供を開始しました。
このページでは、緊急地震速報の主な入手方法について解説します。
一般的な入手方法について
- テレビやラジオによる放送
平成19年10月1日から、準備の出来た放送局から順次、テレビ・ラジオにて緊急地震速報を放送しています。
- 日本放送協会(NHK)では、気象庁が緊急地震速報(警報)を発表した際に、文字や音声などにより放送します。この放送は、全国のどの地域を対象とした緊急地震速報(警報)であっても、全国すべての地域で放送されます。
- 民間の放送局においても、準備が整ったところから、気象庁が緊急地震速報(警報)を発表した際、当該放送局の放送エリアが対象地域である場合に、文字や音声などにより放送されます。
民間放送局の放送形式や内容、放送開始時期等については、各放送局にご確認ください。
【参考】社団法人日本民間放送連盟ホームページ(会員社放送局) - テレビ・ラジオでは、緊急地震速報の報知音として、NHKのチャイム音を多くの放送局で使用しています。
【注】緊急地震速報(警報)のうち震度6弱以上または長周期地震動階級4の大きさの地震動が予想される場合を「特別警報」に位置付けます。テレビ・ラジオでは、通常の緊急地震速報(警報)と区別せず放送されます。
【注】5弱以上の震度または長周期地震動階級3以上を予想した場合に緊急地震速報(警報)を発表しますが、もっと大きな震度等が予想されたときだけ放送するところもあります。
【注】テレビ・ラジオでは、電源が切ってある場合、緊急地震速報は受信できません。
- 防災行政無線による放送
平成19年10月1日以降、市区町村では、準備が整い次第、総務省消防庁が整備している全国瞬時警報システム(J-ALERT)を用いた防災行政無線による放送が行われています。
放送実施の有無や放送基準、放送内容などの詳しいことは、お住まいの市区町村役場にお問い合わせください。
- 携帯電話による受信
携帯電話各社により、携帯電話への緊急地震速報の配信が行われています。
- 携帯電話での緊急地震速報の受信について
- 現在、携帯電話の同報機能を使用して緊急地震速報を配信しているのは、NTT ドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル、楽天モバイルの5社になります。
受信対応機種及び受信するための設定などの詳細については携帯電話各社へお問い合わせください。 - 携帯電話では、テレビ・ラジオとは別の報知音を使用しています(各社共通です)。
緊急地震速報が放送されたことがすぐにわかるよう、携帯電話の報知音(NTTドコモホームページ内の受信イメージ紹介動画)を確認しておきましょう。 - 【参考】携帯電話各社の緊急地震速報配信に関するホームページ
NTT ドコモ(緊急速報「エリアメール」)、au(緊急地震速報)、ソフトバンク(緊急地震速報)、ワイモバイル(緊急速報メール)、楽天モバイル(緊急速報メール)
- 施設の館内放送等
緊急地震速報の館内放送に行っている施設では、館内放送で緊急地震速報を知ることも可能になります。
(参考)気象庁本庁庁舎では、庁舎内で緊急地震速報を放送します。
受信端末等を利用した情報入手方法について
緊急地震速報を受信端末で適切に利用するために
地震動の予報業務許可事業者や配信事業者が提供する緊急地震速報(予報)は、受信端末等を用いた高度な機械制御や放送設備の制御による館内放送等に利用されています。
気象庁では、受信端末の利用者が、その利用目的に即して緊急地震速報を適切に利用するため、「緊急地震速報を適切に利用するために必要な受信端末の機能及び配信能力に関するガイドライン」として取りまとめました。
受信端末の利用者におかれましては、受信端末及び配信方法の選択や受信端末の設定、緊急地震速報を利用する際には、本ガイドラインを参考としていただくようお願いします。
また、予報業務許可事業者や配信事業者におかれましては、本ガイドラインに沿って、受信端末をこれから導入される方や利用されている方に対し、受信端末の機能や配信能力について公開し、説明されますようお願いします。
- 事業者への周知・徹底について(平成28年8月26日)
ガイドラインの内容及び利用者への配信設定等の確認、ならびにガイドラインで推奨する一点検知の緊急地震速報(予報)の適切な取り扱いの徹底について、地震動予報業務許可事業者及び配信事業者へ周知しました。
- 緊急地震速報(予報)の適切な取り扱いの徹底について [PDF形式:26KB]
- 緊急地震速報を適切に利用するために必要な受信端末の機能及び配信能力に関するガイドライン
- 「緊急地震速報を適切に利用するために必要な受信端末の機能及び配信能力に関するガイドライン」の概要[PDF形式:174KB]
- 緊急地震速報を適切に利用するために必要な受信端末の機能及び配信能力に関するガイドライン(全文)【令和6年3月28日一部改正】[PDF形式:1,040KB]
- 緊急地震速報を適切に利用するために必要な受信端末の機能及び配信能力に関するガイドライン(分割版)
- 表紙から「1 ガイドラインの概要」まで[PDF形式:764KB]
- 「2-A機械・館内放送設備等の自動制御に用いる場合の推奨事項」[PDF形式:725KB]
- 「2-Bオペレーターを介した機械・館内放送設備等の制御に用いる場合」[PDF形式:413KB]
- 「2-C端末の報知による人の危険回避に用いる場合の推奨事項」[PDF形式:569KB]
- 「3 適切な利用のための端末機能及び配信能力」、「4 措置・機能・能力についての詳細」[PDF形式:621KB]
- 端末利用者が施す措置の一覧表[PDF形式:406KB]
- 別紙 「緊急地震速報検知ラジオ」に関して明示を求める事項[PDF形式:289KB]
- 緊急地震速報を館内放送で導入することをお考えの方へ
必要な環境や、お勧めする放送内容などをまとめました。是非ご参照下さい。- 緊急地震速報を館内放送等で使用するために[PDF形式:425KB]
- 関連リンク
- 「緊急地震速報を適切に利用するために必要な受信端末の機能及び配信能力に関するガイドライン」の公表について(平成23年4月22日 報道発表)
- 関連事業者のガイドライン対応状況等(緊急地震速報利用者協議会HPへのリンク)
- ガイドラインの検討にあたっては、気象庁において「緊急地震速報評価・改善検討会」等を開催し、有識者の意見もうかがいながら進めました。
検討状況は、緊急地震速報の受信端末及び配信に関する検討部会の概要をご覧ください。 - 緊急地震速報の受信端末の特徴や種類などについては、「緊急地震速報の受信端末」も参考としてください。
また、設置に必要な機器等については事業者もしくは緊急地震速報利用者協議会(同協議会ホームページ内へのリンク)にお問い合わせ願います。
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