日本の異常気象
最近の天候の状況
最近の日本の天候の状況です。
地域平均気温経過図 |
前4週間の気温、降水量、日照時間の平年差・比 |
異常気象の特徴と要因に関する情報
異常気象など平年から大きくかけ離れた天候により社会的に大きな影響をもたらした現象について、その特徴と要因を分析した結果をまとめた情報です。
過去の情報については、「過去に発表した情報」をご覧ください。
令和5年(2023年)
- 8月28日 令和5年梅雨期の大雨事例と7月後半以降の顕著な高温の特徴及びその要因について [PDF形式:2.45MB]
6月初めは梅雨前線が本州付近に停滞し、東・西日本の太平洋側で線状降水帯が相次いで発生し、167地点で24時間降水量が6月としての1位を更新する大雨となった。6月末以降は、活発な前線の活動の影響で西日本を中心に各地で線状降水帯が発生し、西日本から北日本にかけての広い範囲で大雨となった。
- 3月2日 2022/2023年冬の天候と大気循環場の特徴のまとめ [PDF形式:855KB]
冬の期間の気温は、12 月後半や1月下旬は顕著な低温、1月中旬や 2 月上旬後半は顕著な高温となるなど、1か月程度の周期で大きく変動した。冬平均気温は、北日本では平年より低く、沖縄・奄美では平年より高くなった。強い寒気が日本付近に南下した 12 月後半や1月下旬には、日本海側を中心に大雪となり、降雪量が大幅に増加した。ただし、冬型の気圧配置は長続きせず、西日本では日本海側も含めて平年と比べて降水量が少なく、日照時間が多かった。
令和4年(2022年)
- 8月22日 6月下旬から7月初めの記録的な高温及びその後の天候の特徴と要因について [PDF形式:1.52MB]
今夏は全国的に高温となり、特に6月下旬~7月初めは東・西日本を中心に記録的な高温となりました。また、7月から8月中旬にかけては各地で記録的な降水量を観測する大雨が発生しました。
令和3年(2021年)
- 9月13日 令和3年8月の記録的な大雨の特徴とその要因について [PDF形式:2.44MB]
令和3年8月中旬から下旬は、前線の活動が非常に活発となった影響で、西日本から東日本の広い範囲で大雨となった。西日本日本海側と西日本太平洋側では、1946年の統計開始以降、8月として月降水量の多い記録を更新した。
- 1月15日 令和2年12月中旬以降の大雪と低温の要因と今後の見通し [PDF形式:920KB]
令和2年12月中旬以降、日本海側を中心に大雪となり、記録的な大雪となったところもあった。
令和2年(2020年)
- 8月20日 令和2年7月の記録的大雨や日照不足の特徴とその要因について [PDF形式:2.60MB]
令和2年7月は、「令和2年7月豪雨」(7月3日〜31日)が発生するなど、東北地方から西日本にかけて記録的な大雨や日照不足など顕著な天候不順となった。
- 7月31日 「令和2年7月豪雨」の特徴と関連する大気の流れについて(速報) [PDF形式:3.19MB]
「令和2年7月豪雨」では、7月3日から14日までの総降水量が九州を中心に年降水量平年値の半分以上となるところがあるなど、西日本から東日本の広範囲にわたる長期間の大雨となった。
- 4月14日 2020年冬の天候の特徴とその要因について [PDF形式:1.35MB]
2020年冬は、日本では統計開始以降最も気温の高い記録的な暖冬となった。
- 1月24日 令和元年12月以降の高温と少雪の状況について [PDF形式:824KB]
令和元年12月以降、東・西日本を中心に気温がかなり高く、日本海側では降雪量が記録的に少なくなっている。
平成30年(2018年)
- 8月10日 「平成30年7月豪雨」及び7月中旬以降の記録的な高温の特徴とその要因について [PDF形式:1.4MB]
「平成30年7月豪雨」では、西日本から東海地方を中心に広い範囲で数日間大雨が続き、その総雨量は1982年以降の豪雨災害時の雨量と比べて極めて大きいものとなった。また、7月中旬以降は北・東・西日本では気温がかなり高くなり、東日本の月平均気温は7月として1964年の統計開始以来第1位となった。
- 3月5日 平成30年冬の天候の特徴とその要因について [PDF形式:524KB]
平成30年冬は、日本付近に強い寒気が流れ込むことが多かったため、全国的に気温が低くなった。
- 2月15日 平成29年12月以降の低温と大雪の要因について [PDF形式:614KB]
平成29年12月以降、全国的に気温がしばしば低くなり、寒気の流入のピーク時には大雪となった所もあった。
- 2月1日 平成30年1月下旬の寒波について [PDF形式:893KB]
シベリア東部に蓄積した非常に強い寒気が日本付近に流れ込み、全国的に気温の低い状態が継続し、特に東・西日本では気温がかなり低くなった。
平成29年(2017年)
- 8月17日 平成29年(2017年)8月前半の北・東日本太平洋側の不順な天候及び沖縄・奄美の高温について [PDF形式:188KB]
2017年8月前半は、北日本太平洋側では日照不足かつ低温、東日本太平洋側では日照不足となった。一方、沖縄・奄美では高温が持続した。
リンク
- 異常気象分析検討会
- 災害をもたらした台風・大雨・地震・火山噴火等の自然現象のとりまとめ資料
- 日本の天候の特徴と見通し(季節予報、天候のまとめ)
- 年・季節・各月の天候
異常気象分析検討会の概要について掲載しています。