オホーツク海の海氷分布(月概況)
平成24年1月6日発表
気象庁 地球環境・海洋部
診断(2011年12月)
オホーツク海の海氷域面積は、12月上旬と下旬は平年並で、12月中旬は平年より大きくなりました。 サハリン東岸の海氷域の南端は、12月31日時点で平年並の位置(北緯47.5度付近)となっています。
12月31日 |
11月30日
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12月5日
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12月10日
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12月15日
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12月20日
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12月25日
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12月31日
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オホーツク海の海氷分布の経過(2011年12月)
赤線は平年(1981~2010年の平均)の海氷縁です。
下段の分布図の上にカーソルを置くと、上段に拡大図が表示されます。
解説
オホーツク海全体の海氷の状況
オホーツク海では、10月下旬にオホーツク海北岸、11月中旬に間宮海峡及びシャンタル諸島西方海域、 11月下旬にサハリン北東岸で結氷が始まりました。 オホーツク海全域の海氷域面積は、12月上旬は平年並でしたが、 12月中旬はオホーツク海北部で強い寒気が流入したため、 海氷域面積は平年より大きくなりました。 12月下旬になると、オホーツク海南部の発達した低気圧による東よりの風の影響で、 サハリン東岸にある海氷域が縮小したため、海氷域面積は平年並になりました。
北海道周辺の流氷の動き
サハリン東岸の海氷域の南端は、12月31日時点で平年並の位置(北緯47.5度付近)となっています。 北海道オホーツク海側沿岸の流氷到来や網走の流氷初日は、平年並か平年より早い1月中旬から下旬となる見込みです。