オホーツク海の海氷分布(月概況)
平成24年6月6日発表
気象庁 地球環境・海洋部
診断(2012年5月)
オホーツク海の海氷域面積は、5月上旬は平年並、5月中旬以降は平年より大きく経過しました。
5月31日 |
4月30日
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5月5日
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5月10日
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5月20日
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5月25日
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オホーツク海の海氷分布の経過(2012年5月)
赤線は平年(1981~2010年の平均)の海氷縁です。
下段の分布図の上にカーソルを置くと、上段に拡大図が表示されます。
解説
オホーツク海全体の海氷の状況
5月のオホーツク海の海氷域面積は、上旬は平年並でしたが、北緯55度以北の海氷の融解が平年より遅かったため中旬以降は平年より大きく経過しました。 一方、サハリンの東海上では海氷の融解が平年より早く進みました。これは、南よりの風の日が多く、気温が平年より高かったためと考えられます。
今シーズン(2011年12月~2012年5月)のオホーツク海全域の海氷域面積は、1月中旬から2月中旬にかけて平年より小さく経過しましたが、それ以外の期間では平年並又は平年より大きく経過しました。 2月と3月は寒気が流入しやすく、北より又は西よりの風が吹く日が多かったため、海氷域は拡大し、3月末に海氷域面積は最大(112.26万平方キロメートル)に達しました。