オホーツク海の海氷分布(月概況)

平成26年2月7日発表
気象庁 地球環境・海洋部

診断(2014年1月)

オホーツク海の海氷域面積は1月に入ってから海氷域が急速に拡大し、1月31日には平年並になりました。 オホーツク海南部の海氷域はおおむね平年並に南下し、網走では平年と同じ1月21日に流氷初日となりました。

海氷分布図(オホーツク海全体) 海氷分布図(北海道周辺)
1月31日
12月31日の海氷分布図
12月31日
1月5日の海氷分布図
1月5日
1月10日の海氷分布図
1月10日
1月15日の海氷分布図
1月15日
1月20日の海氷分布図
1月20日
1月25日の海氷分布図
1月25日
1月31日の海氷分布図
1月31日

オホーツク海の海氷分布の経過(2014年1月)
赤線は平年(1981~2010年の平均)の海氷縁です。
下段の分布図の上にカーソルを置くと、上段に拡大図が表示されます。

解説

オホーツク海全体の海氷の状況

オホーツク海の海氷域面積は12月は平年より小さく経過していましたが、1月に入ってからオホーツク海周辺では冬型の気圧配置が続き、寒気が入り続けたため、 海氷域が急速に拡大し、1月31日には平年並になりました。

北海道周辺の流氷の動き

オホーツク海南部では、1月に入ってから冬型の気圧配置が続き、寒気が入り続けたため、海氷域はおおむね平年並に南下し、 1月下旬には北海道オホーツク海沿岸の所々で海氷が接岸しました。また、網走では平年と同じ1月21日に流氷初日となりました。

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