オホーツク海の海氷分布(月概況)
平成28年2月5日発表
気象庁 地球環境・海洋部
診断(2016年1月)
オホーツク海の海氷域面積は、1月を通しておおむね平年より小さく経過しました。
オホーツク海南部の海氷域の南下はおおむね平年並でしたが、網走では平年より7日遅い1月28日に流氷初日となりました。
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図1 オホーツク海の海氷分布の経過(2016年1月)
赤線は平年(1981年から2010年の平均)の海氷縁です。
下段の分布図の上にカーソルを置くと、上段に拡大図が表示されます。
図2 オホーツク海の海氷域面積(2015年11月~2016年01月)
解説
オホーツク海全体の海氷の状況
オホーツク海では、1月上旬は寒気の影響で海氷域は急速に拡大したものの、 1月中旬は冬型の気圧配置が続かず、また、オホーツク海北部やサハリン周辺を中心に気温が平年より高く経過したため、海氷域の拡大は進みませんでした。 1月下旬は冬型の気圧配置が続き、寒気が入り続けたため、海氷域は再び急速に拡大しましたが、 海氷域面積は1月を通じておおむね平年より小さく経過しました。
北海道周辺の流氷の動き
オホーツク海南部の海氷域は、1月に入って冬型の気圧配置が続き、平年並に南下していましたが、 1月中旬に発達した低気圧が北海道付近を通過した影響で南下は進みませんでした。 低気圧の通過後は強い冬型の気圧配置となり海氷域は再び南下し、網走では平年より7日遅い1月28日に流氷初日となりました。