オホーツク海の海氷分布(月概況)
平成28年6月7日発表
気象庁 地球環境・海洋部
診断(2016年5月)
オホーツク海の海氷域面積は、5月上旬は平年並、5月中旬以降は平年より小さく経過しました。
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5月31日 |
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図1 オホーツク海の海氷分布の経過(2016年5月)
赤線は平年(1981年から2010年の平均)の海氷縁です。
下段の分布図の上にカーソルを置くと、上段に拡大図が表示されます。
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図2 オホーツク海の海氷域面積(2015年11月~2016年05月)
解説
オホーツク海全体の海氷の状況
5月上旬のオホーツク海の海氷域面積は、4月後半から引き続き平年並で経過しました。5月中旬以降は、オホーツク海の気温が平年より高くなったため、海氷の融解が進み、海氷域面積は平年より小さく経過しました。
5月末には、オホーツク海北西部からサハリン北部にかけての海域や、北東部の一部の海域を除き、オホーツク海の海氷はほとんど融解しました。