オホーツク海の海氷分布(月概況)
平成29年1月10日発表
気象庁 地球環境・海洋部
診断(2016年12月)
サハリン東岸の海氷域は平年より早く拡大し、南端は12月31日時点で平年より南の北緯45.5度付近となりました。
12月31日 |
11月30日
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12月5日
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12月10日
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12月15日
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12月20日
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12月25日
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12月31日
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図1 オホーツク海の海氷分布の経過(2016年12月)
赤線は平年(1981年から2010年の平均)の海氷縁です。
下段の分布図の上にカーソルを置くと、上段に拡大図が表示されます。
図2 オホーツク海の海氷域面積(2016年11月~2016年12月)
解説
オホーツク海全体の海氷の状況
オホーツク海では、10月下旬にシャンタル諸島付近及び間宮海峡、 11月上旬にシェリホフ湾及びオホーツク海北岸、 11月中旬にサハリン東岸、11月下旬にテルペニヤ湾でそれぞれ結氷が始まりました。
11月から12月にかけてサハリン周辺を中心に気温が低く経過し、サハリン東岸の海氷域は急速に拡大しました。 一方、12月上旬から12月中旬にかけてオホーツク海北東部の気温が高く経過し、 オホーツク海北部の海氷域の拡大は緩やかでした。 そのため、12月上旬のオホーツク海の海氷域面積は平年より大きく経過しましたが、 12月中旬から12月下旬にかけては平年並で経過しました。北海道周辺の流氷の動き
12月のオホーツク海は冬型の気圧配置で北よりの風が吹く日が多かったため、 サハリン東岸の海氷域の南下は平年より早く、12月31日現在、海氷域の南端は平年より南の北緯45.5度付近となりました。