オホーツク海の海氷分布(月概況)
令和3年2月10日 気象庁発表
診断(2021年1月)
オホーツク海の海氷域面積は、1月を通して平年並の範囲で推移しました。
網走では平年より4日早い1月17日に流氷初日、平年より2日早い1月31日に流氷接岸初日となりました。
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12月31日
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1月5日
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図1 オホーツク海の海氷分布の経過(2021年1月)
赤線は平年(1981年から2010年の平均)の海氷縁です。
下段の分布図の上にカーソルを置くと、上段に拡大図が表示されます。
図2 オホーツク海の海氷域面積(2020年11月~2021年01月)
解説
オホーツク海全体の海氷の状況
オホーツク海では前月から引き続き全域で海氷域の拡大が進み、オホーツク海全域の海氷域面積は1月を通して平年並の範囲で推移しました。
北海道周辺の流氷の動き
オホーツク海南部では、1月上旬は冬型の気圧配置により北風の吹く日が多かったため、海氷は一時、北海道オホーツク海側の一部海岸や知床岬から10~20キロメートルまで接近したものの、海岸まで到達することなく融解しました。 その後、海氷は再び南下し、網走では平年より4日早い1月17日に流氷初日、平年より2日早い1月31日に流氷接岸初日となりました。
1月下旬には海氷の一部が根室海峡に流入しました。また一部は宗谷海峡から日本海へ流出しましたが、一時的でした。