オホーツク海の海氷分布(月概況)

令和3年5月10日 気象庁発表

診断(2021年4月)

オホーツク海の海氷域面積は4月上旬、中旬はおおむね平年より小さく、下旬は平年並で経過しました。

海氷分布図(オホーツク海全体) 海氷分布図(北海道周辺)
4月30日
3月31日の海氷分布図
3月31日
4月5日の海氷分布図
4月5日
4月10日の海氷分布図
4月10日
4月15日の海氷分布図
4月15日
4月20日の海氷分布図
4月20日
4月25日の海氷分布図
4月25日
4月30日の海氷分布図
4月30日

図1 オホーツク海の海氷分布の経過(2021年4月)
赤線は平年(1981年から2010年の平均)の海氷縁です。
下段の分布図の上にカーソルを置くと、上段に拡大図が表示されます。


オホーツク海の海氷域面積(2020年11月~2021年04月)
年別経過図の凡例

図2 オホーツク海の海氷域面積(2020年11月~2021年04月)

解説

オホーツク海全体の海氷の状況

オホーツク海では、4月上旬、中旬はおおむね全域で気温が平年より高く海氷の融解が進み、オホーツク海全域の海氷域面積はおおむね平年より小さく経過しました。下旬は寒気の影響により海氷の融解が緩やかになり、オホーツク海全域の海氷域面積は平年並で経過しました。

北海道周辺の流氷の動き

オホーツク海南部の海氷は融解が進み、北緯46度以南の海氷は4月末にはすべて融解しました。なお、網走では3月28日に平年より14日早い流氷終日となりました。

このページのトップへ