日本沿岸の月平均潮位の変動
平成17年10月25日発表
気象庁地球環境・海洋部
診断(2005年9月)2005年9月の月平均潮位は、関東地方から西の太平洋側・瀬戸内海・九州地方の各沿岸で最近5年間の同月の平均よりやや~甚だ低い状態でした。東海地方から西の沿岸では3月以降、月平均潮位の低い状態が継続しています。 2005年9月 月平均潮位偏差分布 月平均潮位偏差とは、最近5年間の月平均値からの差で、正(負)の値は最近5年間の月平均値より高い(低い)ことを示しています。偏差は、図の下方にあるスケールと同じ色で分類されています。 偏差をΔHとすると、ΔHの分類は以下のとおりです。
解説2005年9月の月平均潮位は、関東地方から西の太平洋側・瀬戸内海・九州地方及び東北地方から西の日本海側の各沿岸で、最近5年間の平均よりやや~甚だ低い状態でした。特に、東海地方の一部の沿岸では甚だ低い状態でした。 |