日本沿岸の月平均潮位の変動
2019年4月22日発表
気象庁地球環境・海洋部
診断(2019年3月)2019年3月の月平均潮位は、最近5年間の同月の平均に比べ 三宅島では甚だ高く、 関東地方の沿岸の一部、東海地方の沿岸、紀伊半島南西岸、四国地方の太平洋沿岸、山陰の沿岸でかなり高く、 東北北部の沿岸、北陸地方の沿岸、近畿北部の沿岸、九州の沿岸でやや高く、 瀬戸内海、沖縄・奄美の沿岸でかなり~やや高い状態でした。 2019年3月 月平均潮位偏差分布 月平均潮位偏差とは、最近5年間の月平均値からの差で、正(負)の値は最近5年間の月平均値より高い(低い)ことを示しています。偏差は、図の下方にあるスケールと同じ色で分類されています。 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の影響により、▲で示した地点は診断での利用を終了または休止しています。詳しくは、「潮位観測施設への平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の影響」をご覧ください。 所管機関が気象庁から、下関は国土交通省港湾局へ、銚子漁港は千葉県へ変更になりましたが、診断への利用を継続しています。 偏差をΔHとすると、ΔHの分類は以下のとおりです。
解説黒潮は、月を通して三宅島付近を流れていました。 |