日本沿岸の月平均潮位の変動
2020年1月20日発表
気象庁地球環境・海洋部
診断(2019年12月)2019年12月の月平均潮位は、最近5年間の同月の平均に比べ、 父島でかなり高く、東海地方から熊野灘にかけての沿岸でやや高い状態でした。一方、北海道地方及び東北北部の沿岸でやや~かなり低く、大東島地方の沿岸でかなり低い状態でした。 2019年12月 月平均潮位偏差分布 月平均潮位偏差とは、最近5年間の月平均値からの差で、正(負)の値は最近5年間の月平均値より高い(低い)ことを示しています。偏差は、図の下方にあるスケールと同じ色で分類されています。 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の影響により、▲で示した地点は診断での利用を終了または休止しています。 所管機関が気象庁から、下関は国土交通省港湾局へ、銚子漁港は千葉県へ変更になりましたが、診断への利用を継続しています。 偏差をΔHとすると、ΔHの分類は以下のとおりです。
解説2019年12月の月平均海面気圧は、最近5年間の同月の平均に比べ、北海道地方及び東北北部では3hPa程度高い状態でした。 |