各種潮位データ・品質管理情報の一括ダウンロード テキストファイルフォーマット
テキストファイルのフォーマットを掲載しています。
- 毎時潮位(再解析値)ファイル及びオリジナルデータファイル フォーマット
- 毎時潮位(近年の資料)ファイル フォーマット
- フラグ付きデータファイル フォーマット
- 毎時潮位偏差(再解析値と近年の資料)ファイル フォーマット
毎時潮位(再解析値)ファイル及びオリジナルデータファイル フォーマット
再解析値毎時潮位テキストファイル名 :hry{YYYY}{MM}{Stn}.txt
オリジナルデータテキストファイル名 :org{YYYY}{MM}{Stn}.txt
- {YYYY}:年(4桁)
- {MM} :月(2桁)
- {Stn} :観測地点記号(2桁)
項目 | 毎時潮位 (0~23時) |
年 (下2桁) |
月 | 日 | 観測地点 記号 |
---|---|---|---|---|---|
各カラム数 | 3*24 | 2 | 2 | 2 | 2 |
カラム番号 | 1-72 | 73-74 | 75-76 | 77-78 | 79-80 |
- 潮位は、全て観測基準面上の高さ(観測地点ごとに異なる)で、単位はcmで表しています。
- 観測基準面の標高は、歴史的潮位資料+近年の潮位資料の各観測地点毎のページの観測地点履歴に記載しています。
観測基準面上の高さで記載されている潮位の値を標高に換算する場合は、観測基準面の標高として記している値を潮位に加えてください。
ただし、毎時潮位再解析値ファイルにはデータシフト補正を施している場合がありますので、観測地点履歴-基準面の履歴の備考欄に補正量が記載されている場合には、その値を差し引きしてください。 - 該当するデータが欠測の場合は、該当する欄を空白とします。
- 長期の欠測等により、月を通してデータがない場合は、1~72カラム目が全て空欄となります。
- 時刻はすべてJST(日本標準時)で表しています。
- 観測地点記号は、観測地点一覧表に記しています。
- なお、毎時潮位(再解析値)ファイル及びオリジナルデータファイルは、各種潮位データ・品質管理情報の一括ダウンロードのページの入力フォームで「潮位(再解析値と近年の資料)」又は「オリジナルデータ」を指定して表示されるリンクからzip形式圧縮ファイルでダウンロード可能です。解凍してご利用ください。
例
165 152148149152155159159157154151150152152152611024WN
- 0時の潮位:165cm
- 1時~9時の潮位:欠測
- データの年月日:1961年10月24日
- 観測地点:稚内
毎時潮位(近年の資料)ファイル フォーマット
ファイル名 :hry{YYYY}{MM}{Stn}.txt
- {YYYY}:年(4桁)
- {MM}:月(2桁)
- {Stn}:観測地点記号(2桁)
項目 | 毎時潮位 (0~23時) |
年 (下2桁) |
月 | 日 | 観測地点 記号 |
満潮時刻・潮位 (時・分・潮位) |
干潮時刻・潮位 (時・分・潮位) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
各カラム数 | 3*24 | 2 | 2 | 2 | 2 | (2+2+3)*4 | (2+2+3)*4 |
カラム番号 | 1-72 | 73-74 | 75-76 | 77-78 | 79-80 | 81-108 | 109-136 |
- 潮位は、全て観測基準面上の高さ(観測地点ごとに異なる)で、単位はcmで表しています。
- 観測基準面の標高は、歴史的潮位資料+近年の潮位資料の各観測地点毎のページの観測地点履歴に記載しています。
観測基準面上の高さで記載されている潮位の値を標高に換算する場合は、観測基準面の標高として記している値を潮位に加えてください。 - 該当するデータが欠測の場合は、該当する欄を空白とします。
- 長期の欠測等により、月を通してデータがない場合は、1~72カラム目が全て空欄となります。
- 該当する満潮・干潮が存在しない場合は、満潮・干潮の欄を「9999999」とします。
- 時刻はすべてJST(日本標準時)で表しています。
- 観測地点記号は、観測地点一覧表に記しています。
- なお、毎時潮位(近年の資料)ファイルは、各種潮位データ・品質管理情報の一括ダウンロードのページの入力フォームで「潮位(再解析値と近年の資料)」を指定して表示されるリンクからzip形式圧縮ファイルでダウンロード可能です。解凍してご利用ください。
例
225211219232236237242238210172145130122120126144170202225 233 2 529ST 818243 99999999999999145012099999999999999
- 0時の潮位:225cm
- 21時~22時の潮位:欠測
- データの年月日:2002年5月29日
- 観測地点:洲本
- 1回目の満潮:8時18分 潮位243cm
- 2回目の満潮:欠測
- 3回目以降の満潮:該当日には存在しなかった。
- 1回目の干潮:14時50分 潮位120cm
- 2回目以降の干潮:該当日には存在しなかった。
フラグ付きデータファイル フォーマット
ファイル名 :flg{YYYY}{MM}{Stn}.txt
- {YYYY}:年(4桁)
- {MM} :月(2桁)
- {Stn} :観測地点記号(2桁)
項目 | 年 | 月 | 日 | 時 | 観測地点 記号 |
空白 | 潮位 | 空白 | フラグ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
各カラム数 | 4 | 2 | 2 | 2 | 2 | 1 | 4 | 1 | 5 |
カラム番号 | 1-4 | 5-6 | 7-8 | 9-10 | 11-12 | 13 | 14-17 | 18 | 19-23 |
- 潮位は、全て観測基準面上の高さ(観測地点ごとに異なる)で、単位はcmで表しています。
- 観測基準面の標高は、歴史的潮位資料+近年の潮位資料の各観測地点毎のページの観測地点履歴に記載しています。
観測基準面上の高さで記載されている潮位の値を標高に換算する場合は、観測基準面の標高として記している値を潮位に加えてください。
ただし、データシフト補正を施している場合がありますので、観測地点履歴-基準面の履歴の備考欄に補正量が記載されている場合には、その値を差し引きしてください。 - 該当するデータが欠測の場合は、該当する欄を空白とします。
- 時刻はすべてJST(日本標準時)で表しています。
- 観測地点記号は、観測地点一覧表に記しています。
- なお、フラグ付きデータファイルは、各種潮位データ・品質管理情報の一括ダウンロードのページの入力フォームで「品質管理情報(歴史的潮位資料)」を指定して表示されるリンクからzip形式圧縮ファイルでダウンロード可能です。解凍してご利用ください。
- フラグの意味は、下記の通りです(+ボタンをクリックしてください)。複数のフラグが付加されている事例もあります。
フラグ付きデータファイル フラグ一覧
種別 | 判断に用いた方法や着目点 | フラグ | 意味 | 備考 | 例 | |
---|---|---|---|---|---|---|
正常 | 0 | 正常 | ||||
自記紙からの記載ミス(時刻ずれでないもの) | カルマンフィルター1による客観的な手法等で時別値の異常値(突出データ)の候補を抽出し、近隣地点との比較、当時の気象状況との整合性などから総合的に判断 | 1 | 記載ミスの修正(客観的な指標を利用:大幅な修正) | 主に太平洋側に位置する、満干の差が大きい地点では概ね30センチ以上の修正の場合に、主に日本海側に位置する、満干の差が小さい地点では概ね15センチ以上の修正の場合にそれぞれ付加 | 記載ミスの例 | |
2 | 記載ミスの修正(客観的な指標を利用:小幅な修正) | 主に太平洋側に位置する、満干の差が大きい地点では概ね30センチ未満の修正の場合に、主に日本海側に位置する、満干の差が小さい地点では概ね15センチ未満の修正の場合にそれぞれ付加 | ||||
カルマンフィルター1による客観的な手法で時別値の異常値(突出データ)の候補を抽出し、自記紙と照合 | 3 | 記載ミスの修正(自記紙との照合による) | ||||
記録シフト(ある期間の潮位が上下にずれていること) | 観測原簿や概報に記載された基準面の情報を利用 | 4 | 記録シフトの修正(原簿,概報との突合せ) | 記録シフトの例 | ||
観測原簿等以外の文献の情報を利用 | 5 | 記録シフトの修正(文献の記載を利用) | ||||
平均潮位の差による補正 | 6 | 記録シフトの修正(平均潮位の差による補正) | ||||
4~6で修正できなかったもの | 7 | 記録シフト(修正不能) | ||||
記録の時刻ずれ | カルマンフィルター1による客観的な手法で天文潮位と比較し、近隣地点との比較、当時の気象状況との整合性などから総合的に判断 | 8 | 記録の時刻ずれの修正 | 記録の時刻ずれの例 | ||
9 | 記録の時刻ずれの修正(内挿値) | |||||
観測機器の状態悪化や観測環境の悪化による長期的にデータに見られる不自然な変動 | 観測環境の悪化 | ウェーブレット解析2や観測時の特記記録、天文潮位との比較、近隣地点との比較、当時の気象状況との整合性などから総合的に判断 | A | 異常値(観測環境の悪化,修正不能) | 導水管の詰まり、底打ち等、観測環境の悪化による異常値に付加 | 異常値の例 |
B | 異常値の修正(観測環境の悪化) | 導水管の詰まり、底打ち等、観測環境の悪化による異常値を修正した場合に付加 | ||||
観測機器の状態の悪化 | C | 異常値(観測機器の状態の悪化,修正不能) | 時計の遅速等、観測機器の状態の悪化による異常値に付加 | |||
D | 異常値の修正(観測機器の状態の悪化) | 時計の遅速等、観測機器の状態の悪化による異常値を修正した場合に付加 | ||||
その他 | A、B、C、Dで原因特定できなかったもの | E | 異常値(その他,修正不能) | |||
疑問値・推定値 | 1~3で修正・判断できなかったもの | F | 疑問値(修正不能・判断不能) | 記載ミスの例 | ||
原簿等に推定値を利用した旨の記載があるもの | G | 推定値 | 推定値の例 | |||
特別な処理 | 年平均潮位と2年前までの5年間の平均潮位を比較 | H | 顕著な地盤沈下等により、潮位偏差の算出に影響があると思われる期間 | 通常は2年前までの5年間の平均値を用いる平均潮位(MSL)に当年1年間の平均値を使用して、毎時潮位偏差を算出 | 通常と異なる統計処理の例 | |
原簿等に実測値を利用した旨の記載があるもの | I | オリジナルデータに平滑化をしていない実測潮位を使用していた期間 | 平滑化処理を実施 |
2 時間-周期解析。ここでは、潮位の位相の遅速により潮位偏差に現れる周期的な変化を抽出するために用いた。
例
19671025 0MU 273 18
- データの年月日時:1967年10月25日0時
- 観測地点:室戸岬
- 潮位:273cm
- フラグ:1と8
毎時潮位偏差(再解析値と近年の資料)ファイル フォーマット
dep{YYYY}{MM}{Stn}.txt
- {YYYY}:年(4桁)
- {MM} :月(2桁)
- {Stn} :観測地点記号(2桁)
項目 | 毎時潮位偏差 (0~23時) |
年 (4桁) |
月 | 日 | 観測地点 記号 |
---|---|---|---|---|---|
各カラム数 | 4*24 | 4 | 2 | 2 | 2 |
カラム番号 | 1-96 | 97-100 | 101-102 | 103-104 | 105-106 |
- 潮位偏差は、潮位の予測値(天文潮位)からの高さで、単位はcmで表しています。
- 潮位偏差が正となるものは平滑値が天文潮位よりも高い(正偏差)であることを示し、潮位偏差が負となるものは平滑値が天文潮位よりも低い(負偏差)であることを示しています。
- 潮位偏差が欠測の場合は、該当する時刻の欄を空白とします。
- 長期の欠測等により、月を通してデータがない場合は、1~96カラム目が全て空欄となります。
- 時刻はすべてJST(日本標準時)で表しています。
- 観測地点記号は、観測地点一覧表に記しています。
- なお、毎時潮位偏差ファイルは、各種潮位データ・品質管理情報の一括ダウンロードのページの入力フォームで「潮位偏差(再解析値と近年の資料)」を指定して表示されるリンクからzip形式圧縮ファイルでダウンロード可能です。解凍してご利用ください。
例
-11 -13 -14 -12 -9 -9 -9 -10 -10 -13 -12 -13 -15 -14 -13 -9 -7 -7 -9 -9 -9 -10 -1119710825KS
- 0時の潮位偏差:-11cm
- 9時の潮位偏差:欠測
- 23時の潮位偏差:-11cm
- データの年月日:1971年8月25日
- 観測地点:串本