全般海氷情報

令和7年3月7日 気象庁発表

(次回発表予定 3月11日)

診断

海氷は網走から知床半島にかけてと国後島、択捉島の一部で接岸しています。海氷の一部は根室海峡に流入しています。また、海氷の一部は国後水道から太平洋へ流出しています。
今後1週間、海氷の一部は引き続き根室海峡に流入するでしょう。また、海氷の一部は引き続き太平洋へ流出するでしょう。
船舶は海氷の動きに注意して下さい。

オホーツク海海氷解析図
  • 海氷の密接度(海域中に海氷が占める面積の割合)によって4段階に色分けされています。
オホーツク海の海氷分布平年比較図
  • 白い領域が海氷域であり、赤い線は平年(3月5日)の海氷縁です。
オホーツク海の海氷域面積経過図
  • 3月7日のオホーツク海の海氷域面積:77.79万km2(オホーツク海の49.50%が海氷域)
  • 海氷解析図
  • 気象無線模写通報
  • 平年との比較図
  • 海氷域面積の経過図

解説

オホーツク海南部の海氷の状況

オホーツク海南部の海氷は、雄武町から興部町にかけての海岸から20~40キロメートルにあり、紋別市から北見市常呂にかけては海岸から10キロメートル以内に散在しています。網走市から知床半島にかけてや国後島では広い範囲で接岸しています。また、択捉島でも一部で接岸しています。根室海峡に流入した海氷は羅臼町の海岸に接岸しています。また、海氷の一部は国後水道から太平洋へ流出しています。

今後1週間の予想

期間の前半は北の風または西の風の吹く日が多く、オホーツク海南部の海氷は引き続き網走市から知床半島で接岸した状態が続くでしょう。期間の後半は南の風により、海氷は北海道オホーツク海側の海岸から離れる所が多くなる見込みです。海氷の一部は引き続き根室海峡に流入するでしょう。また、海氷の一部は引き続き国後水道から太平洋へ流出するでしょう。
付近を航行する船舶は海氷の動きに注意してください。

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データ

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