参考図【東海沖の黒潮流路の南下について(続報)】

平成25年8月29日発表

図1 気象庁海洋気象観測船「啓風丸」による観測結果

航路に対して直交する流れ

航路に沿った海流図


上左:下図赤線の航路に対して直交する流れの成分の鉛直断面図(単位はノット、東向きが正)
上右:同航路に沿った水温の鉛直断面図(単位は℃)
下:航路に沿った深さ約50mの海流図

上左図では、31.5N付近で深さ300m付近まで2ノット程度の流れがみられます。また、上右図では黒潮に対応した水温勾配の急なところが31.5N付近の深さ100m~500m付近にみられ、その北側の32N付近の深さ300mより下層では周囲より水温が低くなっている様子がみられます。

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図2 串本と浦神の日平均潮位差(単位はcm)

串本検潮所と浦神検潮所の日平均潮位差

2012年1月1日以降の浦神検潮所と串本検潮所の日平均潮位差です。 串本検潮所と浦神検潮所の潮位差は、黒潮が潮岬で接岸(離岸)して流れているときは、この潮位差が大きく(小さく)変動幅も大きい(小さい)傾向にあります。

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図3 深さ50mの海流分布予測図と深さ200mの水温分布予測図(10月7日)

海流、水温

これらの分布図は海洋大循環モデルによる結果を示しています。 左:海流(単位はノット) 0.2ノット以上の流れの向きを矢印で示しています。 右:深さ200mの水温 (単位は℃)

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