オホーツク海の海氷分布(月概況)
平成28年5月10日発表
気象庁 地球環境・海洋部
診断(2016年4月)
オホーツク海の海氷域面積は、4月前半は平年より小さく、4月後半は平年並で経過しました。
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4月30日 |
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図1 オホーツク海の海氷分布の経過(2016年4月)
赤線は平年(1981年から2010年の平均)の海氷縁です。
下段の分布図の上にカーソルを置くと、上段に拡大図が表示されます。
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
図2 オホーツク海の海氷域面積(2015年11月~2016年04月)
解説
オホーツク海全体の海氷の状況
4月前半のオホーツク海全域の海氷域面積は平年より小さく経過しました。 4月中旬にオホーツク海北部を中心に気温が平年より低くなったため、海氷の融解が緩やかになり、 4月後半のオホーツク海全域の海氷域面積は平年並となりました。
北海道周辺の流氷の動き
北海道周辺の海氷は融解が進み、北緯46度以南の海氷は4月中旬にすべて融解しました。 なお、網走の流氷終日は平年より24日早い3月18日となりました。