オホーツク海の海氷分布(月概況)
平成29年6月6日発表
気象庁 地球環境・海洋部
診断(2017年5月)
オホーツク海の海氷域面積は、5月を通して平年より小さく、5月上旬は過去最小水準で経過しました。
![]() |
![]() |
5月31日 |
![]() 4月30日
|
![]() 5月5日
|
![]() 5月10日
|
![]() 5月15日
|
![]() 5月20日
|
![]() 5月25日
|
![]() 5月31日
|
図1 オホーツク海の海氷分布の経過(2017年5月)
赤線は平年(1981年から2010年の平均)の海氷縁です。
下段の分布図の上にカーソルを置くと、上段に拡大図が表示されます。


図2 オホーツク海の海氷域面積(2016年11月~2017年05月)
解説
オホーツク海全体の海氷の状況
5月のオホーツク海全域の海氷域面積は、4月に引き続いて平年より小さく経過し、5月上旬は過去最小水準で経 過しました。
5月はオホーツク海南部を中心に気温が平年より高く経過しましたが、4月末の時点でオホーツク海南部の海氷域が平年よりも広がっていたため海氷域の後退は平年より遅く、5月末の海氷域の南端は北緯47.6度でした。